2022-21 東大合格時体験記

2022年3月9日水曜日

一人暮らし 二次試験

t f B! P L

みなさんこんにちは。文科一類1年(新2年)のS.Sです。

いよいよ合格発表ですね。本当にドキドキするとは思うのですが、もう結果は出ていると考えて、ゆっくり待ちましょう。果報は寝て待て、です!

以下、私が合格した際の体験談を書きますので、何かの参考になれば嬉しいです。


発表日、遅いね…

合格発表は例年3月10日ですが、これは他大学と比べても遅いです。当然私立大学より遅いですし、他の国立大学前期入試よりも遅く、周りの子たちが次々に結果を手にしていく中、自分だけ宙ぶらりんにされていた記憶があります。


毎日何をしたら良いかわからず、悶々としながら過ごしていました。後期試験のための勉強を軽くしたり、数IIIを独学で勉強してみたり、第二外国語として選択しようと思っていたドイツ語の勉強をしたりしていました。ある友達には発表の前日に「連絡ないから落ちたのかと思った笑」と言われました。まだ結果出てないよ!!と思いました。


さらに発表日程が遅いせいで後期入試の日程と近くなっていました。私は後期試験を遠くの大学まで受けに行く予定だったので、もし結果が残念だった場合にはすぐ空港に出発しなければなりませんでした。今思えば、そんなにすぐ気持ちの整理がつくわけありませんよね…


パソコンの前で…​​​​

3月10日、いよいよ待ちに待った合格発表の日です。その日の心のざわめきといったらありませんでした。正午に発表されるということで、11:30にはパソコンの前で正座をし、リロードボタンにマウスのポインターを合わせていました。この頃は「ダメだったらもう仕方ないから、早く結果だけ教えて」という心境でした。


正午になった瞬間リロードボタンをクリックしましたが、アクセスが集中しすぎてなかなか画面が変わりません。しかもやっと画面が変わったと思ったら、さっきと何も変わっていませんでした。「12時ぴったりじゃないんかい!」と親子で突っ込みました。確かにホームページには「12:00ごろ」とありました。


確か12:15頃にやっと画面が変わり、番号を確認しました。例年ならば実際に大学で掲示されている番号を確認できたのに、ちょっと味気ないなと思いました。上から順に見ていくと番号が飛び飛びで、自分の番号もないかもしれない、と思いました。実際に見つけた時には信じられない気持ちでいっぱいになり、親子ともども喜びました。


レタックス、来ない…?

合格した人にはレタックスという形式で、合格証明のような紙が送られてきます。私はそれがすぐ来ると思っていたので、なかなか来ないことに不安を感じていました。しかもポストに投函されるのか手渡しなのかがわからず、何度もポストを見に行きました。「ほんとに番号あったよね…?」と、10回くらい確認しました。結局夕方に郵便屋さんが手渡ししてくれたような気がします。


どんなに立派な紙が来るのかと思いきや、ペラッペラのコピー用紙に、白黒で無機質に合格したことの証明のみが書かれています。こんなのでいいのか…?という気にもなりますが、合格者が多いので仕方ありません。


住まいは?

私は女子学生の住まい支援の制度を利用しようと思っていたので、合格発表当日に住まいの抽選結果がわかることになっていました。電話は夜かかってきて、第一希望の住まいに落ちたこと、そして第二希望の住まいに決定したことが伝えられました。東大に受かっても、住まい探しには落ちました(笑)まさか合格するとも思っておらず、内覧もしていなかったので、その後見にいくことになりました。


結論から申し上げますと、内覧はしてから決めたほうがよいです。実際私は現在住んでいる家に少し不満があります。慣れてはきたものの、やっぱりもう少し探せばいい物件に巡り会えたのではないか、という思いも少しはあります。合格後に住まいを探される方も一定数いらっしゃると思いますが、あまり焦りすぎず、最低2年近くは住むことになることをよく考えて選んでくださいね。


春休みは何しよう?

諸手続きや入学準備で忙しいとはいえ、受験直前期に比べたら解放され暇にはなると思います。この時期何をすれば良いのでしょうか。離れ離れになってしまう友達と思い切り遊ぶのもよし、今まで時間がなくてできなかった趣味に打ち込むのもよし、美味しいものを食べるのもよし。好きなことをするのが良いとは思うのですが、私のしたことを紹介します。


先ほども申し上げたように、数学やドイツ語の勉強をしていた私は、それを続けることにしました。東大では進学校出身の人が多く、文系でも数IIIを学習した経験のある人が周りに結構います。それを思えば、使うか使わないかはおいておいても、独学で少しでも勉強しておいて損はなかったのかなと思いました。また第二外国語では希望通りドイツ語を履修できたので、一歩進んだ状態で学習を始められました。第二外国語を春休みに少し始めておくのがおすすめです。


最後に

私はなぜか受験期よりも合格後のほうが不安でいっぱいでした。今までは勉強のことだけを考えればよかったのが、急に将来のことまで考えなければならなくなったような気になったからだと思います。しかも一人暮らしを始めるなど環境が急激に変わったり、今までの疲れがどっと出たり…みなさんも合格後に思わぬ心境に立たされるかもしれません。


でも新しい環境には徐々に慣れますし、一人暮らしは思ったより楽しいです。将来の不安は今でも消えませんが、周りも皆同じということがわかりました。合格が最終ゴールではありませんが、みなさんに桜が咲くことをお祈りしております。




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