はじめに
皆さんこんにちは。理科一類1年のR.A.です。
私立大学の受験が始まり、いよいよ二次試験の本番が近づいている読者の方も多いかと思います。
そこで今回は、共通テストや私立大学受験が終わってから国公立大学の二次試験までの、主な過ごし方について、私自身の体験談を交えながらお話しできればと思います。
直前期
この時期に一番大切なのは、どうすれば当日最高のパフォーマンスを出せるかを考えることです。
私は二次試験の2週間ほど前に併願先の受験が終わり、この時期残すは国公立大の二次試験のみとなっていました。
勉強の面では、一度解いた過去問の解き直しを中心に、新しい過去問にも取り組むことや、各予備校の予想問題を解くなどして、試験問題の傾向を再確認することをしていきました。
さらに、積分計算の問題を毎日解くことや、文系科目の単語類の暗記など、基礎的な部分の確認も並行して行うことも重要です。
理系の皆さんは、特に疎かになりがちな古文漢文の対策も忘れずに行いましょう。
新たな知識を蓄えていくことも大事ではあるのですが、やはり他の受験勉強によって抜けた知識の穴を埋めていく作業が必要になってくると思います。
また、生活面では朝型の生活へと体を戻していくことを心がけました。
冬の寒さが続き、朝早く起きることができなくなっていた私は、私立大学受験の頃から徐々に早寝早起きの生活に戻していきました。
起床は、当日何かあった時にも充分間に合うような、余裕を持った時刻を目標にしてみると良いでしょう。
東大受験をするにあたって上京する人は、当日の持ち物などを確認して少しずつ準備していきましょう。
共通テストや併願校の受験で、前日や当日の過ごし方でうまく行ったり行かなかったりした部分があると思います。これを踏まえて、必要なものなどを準備しましょう。
私は、併願校を受験した際に、睡眠が2時間程しか取れませんでした。この経験を踏まえて、またこのようなトラブルが起きても対処できるよう、睡眠ドリンク剤や眠れなかった当日のための栄養ドリンクなどを新たに準備することにしました。
当日もあまり眠れませんでしたが、栄養ドリンクのおかげで頭が冴え、うまく行ったことを今でも鮮明に覚えています。
緊張の対処法
ここで、緊張の対処法について説明したいと思います。
皆さんは、試験が近づいてくると、少しは緊張することもあるかと思います。その緊張は、皆さんが今まで努力してきたからこその緊張であり、プレッシャーです。
では、緊張はどのように対策できるのでしょうか。私は、次の3つを実践していました。
まず1つ目は、問題を解くことです。
緊張は、他のことが頭に入ってきて起こるものだと考えられます。問題に集中することができれば、緊張していることさえも忘れられます。
2つ目は、20分ほど睡眠をとることです。
不安なことは睡眠を挟むと忘れてしまうことが多いです。「眠れないよ!」という人は、目を閉じて何も考えずリラックスするだけでも効果があると思うので、ぜひ試してみてください。
最後は、家族や友人との会話です。
直前期は、皆さんを支えてくださる家族や、同じく受験を迎えている友人も不安であることが多いです。休憩時間に話してみると、お互いに不安が和らいで、落ち着いたりします。
上京について
私は東大受験の前日に上京しました。
本当は東京や試験会場周辺の雰囲気に慣れるために、2日前から上京しておきたかったのですが、祝日が重なったことでホテルの予約が取れず、前日のみとなってしまいました。
前日に上京することのメリットとしては、2日以上前から上京する時よりも疲れないということです。慣れない環境で過ごすとどうしてもストレスが溜まっていきますが、前日の上京ではその負担は少ないと思います。
また、ホテルは、なるべく会場に近いと良いです。
私の場合、大学まで1駅分ほど歩く必要があり、また会場までは行列ができていたので、大変でした。
前日の過ごし方
私は、午前中〜午後2時くらいまでは新幹線で上京していました。
まだ前日であるにも関わらず、緊張で押し潰されそうになっていたのですが、前述のようにリスニング問題を新幹線の中で解いてみたり、軽く勉強をして緊張を緩和していました。
ホテルに着いたら、まず荷物を置いて少しゆっくりした後、外が明るいうちに下見に行きました。夜になり景色が変わらないうちに会場までの道のりを確かめておきましょう。
その後は、1日目の勉強を少しした後、早めにご飯を食べて、お風呂に入り、すぐに寝ました。その日の気分で、勉強したいならば勉強をして、そうでないならばすぐに寝ましょう。
しかし、夜遅くまでの勉強はお勧めしません。十分な睡眠時間を確保することを重点におきましょう。
終わりに
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
文系の皆さんはこちらの記事も参考にしていただけると幸いです。https://utcoop-supportstaff.blogspot.com/2024/02/2024-20.html
この時期の不安や緊張は、誰もが持っているものです。
しかし、前述の通り、それは受験生の皆さんの並々ならぬ努力によるものです。
あとは自信を持って試験に臨みましょう。皆さんなら大丈夫です。
東京でお待ちしております。頑張ってください!
お知らせ
東大生協では、受験生・保護者のみなさまをサポートすべく、さまざまなサービスやイベントを展開しています。
共テ後ホッとガイダンス
共通テスト後から「共テ後ホッとガイダンス 〜二次試験に向けた準備とサポート〜」と題し、共通テストから二次試験にかけての過ごし方などについて、受験生・保護者の目線からの体験談を含めた座談会をお届けしています!
他にも、受験当日の動き方・会場の様子についての体験談や、受験前から受験本番・入学までのスケジュールについてもお話しします。
公開後でもお申し込みと閲覧が可能です!
ぜひ以下のサイトからお申し込みください!
【1月開催】共テ後ホッとガイダンス 〜二次試験に向けた準備とサポート〜
保護者説明会
2025年2月24日・25日・26日に、東京大学生協主催の保護者説明会を実施いたします!
こちらのイベントは、二次試験の前日・当日に行われる保護者の方向けのイベントで、試験が行われている駒場キャンパス・本郷キャンパス・弥生キャンパスとは別の駒場IIキャンパスで実施いたします!
入学準備説明会・推薦生向け入学準備説明会
3月10日〜3月23日にかけて、入学準備説明会を実施いたします!
先輩東大生が、大学生活を始めるにあたっての新入生の皆さんの不安を解消するお手伝いをします!新入生ご本人と保護者様でご一緒に入学に備えることができます。
内容としては、食堂や購買部などの店舗紹介・入学までのスケジュールなどについてご紹介する全体説明、東大生の生活などについてまとめたパネル形式で展示したパネルブース、東大に入学するにあたっての不安について実際に先輩東大生と相談することができる個別相談、そのほかにもキャンパスツアーなど様々なコンテンツをご用意しています。
基本的には駒場キャンパスで対面での実施を予定していますが、どうしてもご都合が合わない場合は、オンラインでの実施も予定しておりますので、ぜひ都合の良い日程・形態でご参加ください!
また、3月1日、3月2日には推薦生向けの入学準備説明会も予定しておりますので、推薦生の方はぜひこちらにご参加ください!
合格発表前「先取り入学準備説明会」
3月1,2,4,6,8日に、「先取り入学準備説明会」と題した動画を、昼と夜に1度ずつ配信いたします!
この動画は、受験生と保護者の皆さんが合格後、短い入学準備期間に焦らず準備ができるような内容になっています。
合格後のスケジュールについての詳細な説明や、お送りする各入学準備資料の紹介、3月10日から20日にかけて実施する入学準備説明会の案内などをお届けします。
イベント情報やお申し込み、入学準備に関する資料請求は、以下のサイトをご確認ください。
また、公式LINEでは、入学準備に関する最新情報をお届けしています。
まだ友だち登録をされてない方は、ぜひご登録ください!
次回は、【2/19】「2次試験直前特集」を公開します!