はじめに
こんにちは!農学部森林環境資源科学専修3年のK.T.です。
新入生の皆さんはもう学生証を受け取ったでしょうか?
自分の顔写真の入ったピカピカの学生証、なかなか悪くないですよね。
受験票に使った写真が使われていてちょっとなー...と思うかもしれませんが、後期課程で所属と学生証が変わる時に写真も変更できますよ!
さて、今回はそんな学生証でできるようになる、東大生ならではのサービスを紹介していきます!
高校生までもできたこと
学割だけじゃない、とタイトルにありますが、もちろん学割を受けられることも大学生であることの特権ですよね。
皆さんが高校生の頃も使えたサービスではありますが、意外と知らなかった!というものもあるかもしれません。
まずは引き続き使える学生割引について軽くおさらいしましょう。
公共交通機関の学割
飛行機のチケット、電車・バスの定期券(通学定期)、JR線による101km以上の移動に対して、学割が適用されます。
詳しい割引額や購入方法については、各社のHPをご確認ください。
東大生は夏と春にそれぞれ2ヶ月の長い休みがあり、そこを利用して大きめな旅行にいく方も多く、学割は必需品です。
また、地方から上京して一人暮らしする方の帰省でも学割は使えますので、要チェックです!
通学定期購入には学生証に加えて大学が配布する「通学定期乗車券購入証明書」が、新幹線の学割には「学割証」が必要です。
「通学定期乗車券購入証明書」は学生証と同時に配布される他、紛失した際は駒場キャンパスのアドミニストレーション棟内、学生支援課で受け取れます。
詳しくは前期教養学部HPの「通学について」をご覧ください。
「学割証」は同じくアドミニストレーション棟のロビーにある証明書自動発行機にて発行できます。
本人確認のためのIDとパスワードが求められるので注意です。
詳しくは前期教養学部HPの「学割証がほしい」をご覧ください。
娯楽施設の学割
大学生になると行動範囲が広がって、様々な施設で遊ぶこともあるでしょう!
カラオケの学生料金は聞いたことがある方も多いと思います。
学生×お店の会員であれば、普通に利用するより格段に安くなりますよ!
他にもボウリングや遊園地、映画館などに学割が設けられていることが多いです。
駒場キャンパスから一番近くて、駒場生がよく使いそうな映画館(筆者独断)は渋谷にあるTOHOシネマズだと思うのですが、そこだと大学生は1,500円で映画が観られます。(2025年3月現在)
他にも娯楽ではありませんが、飲食店でも学割を設けている場合があります。
これらはたいてい学生証の提示を求められるので、学生証は遊びに行くときも忘れずに持っていくのが良さそうですね。
オンラインサービスの学割
継続する学割シリーズの最後は、スマホなどで利用できるサービス関連です。
音楽配信サービスの有料プランには、学生料金で安く利用することができるものもあります。
サブスクに自分のお金で加入したことがないと、最初は抵抗感があるかもしれません。
大学に入ると意外にも多くの人が利用しているので、これを機会に検討してみては?
また、携帯電話の契約プランにも学割が用意されています。
東大生ができること
ここまで、大学生が一般に得られる割引について紹介してきました。
後半は、東京大学が東大生向けに提供しているサービスをお伝えしていきます。
これまでとは内容がガラッと変わり、学術的なサービスがいっぱいです。
UTokyo Microsoft License
東大生は、WordやPowerPoint、ExcelなどのOfficeソフトウェアを無料で使うことができます!
本来は年間契約などで購入しなければ使えないものを使い放題なのでとても嬉しいですね。
Wordはレポートを書くのに、PowerPointはプレゼン資料の作成に、Excelはデータの整理や統計処理に、大学生もよく使います。
入学前に自分で買っても問題はないですが、こちらを利用した方がお得なので買わないように気をつけましょう。
詳しくはutelecon HPの「UTokyo Microsoft License」のページをご確認ください。
学内図書館の利用
東京大学にはメインの総合図書館、駒場図書館、柏図書館のほかに27の図書館があります。
学生証があるとそれらを利用でき、入口のゲートでかざす必要があります。
図書館では本を借りるだけでなく、自習スペースとして利用する人も多いです。
机にライトやコンセントを備え付けている場所もあり、テスト前の勉強やレポートのための調べ物にうってつけです!
詳しくは東京大学附属図書館HPの「学内の方へ」ページをご覧ください。
国立博物館・美術館の常設展
東京大学はいくつかの博物館・美術館の大学パートナーシップ・キャンパスメンバーズ制度に加入しています。
そのため、学生証があれば常設展相当展の無料観覧ができます。
こういった展示をめぐるのが好きな方にはかなり嬉しいですね!
ただし、駅の広告などで見るような期間限定の特別展が無料なわけではないので注意してくださいね。
詳しくは東京大学HPの「国立博物館・美術館の利用」を見ていただきたいのですが、以下が対象の博物館・美術館です。
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国立科学博物館(東京・上野)
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東京国立博物館(東京・上野)
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国立美術館
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東京国立近代美術館(東京、金沢)
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国立西洋美術館(東京・上野)
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国立新美術館(東京・六本木)
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京都国立近代美術館(京都)
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国立国際美術館(大阪)
残念ながら私はこれらを訪れたことがなく、上野も動物園に行ったことがある程度なのですが、ブログの別の記事でいくつかをピックアップしているので併せて読んでみてください!
小石川植物園
長くお届けしてきましたが、これで最後!
最後にして唯一、本当の意味で東大生だけの特権となるのが小石川植物園の無料入園です。
小石川植物園は実は、東京大学の附属施設なんです。
農学部の森林専門の学科にいる私は授業で一度行ったことがありますが、都心どまんなかにして森が広がっており、散歩にちょうどいいと感じました!
本郷キャンパスから歩いて行けるので、ぜひ在学中に一度訪れてみてください。
詳しくは小石川植物園HPをチェック!
おわりに
今回、東大生ができる様々な割引・サービスを紹介してきました。
これは私の個人的な意見ですが、大学生という身分は本当に恵まれていて、大学や社会から様々な機会が用意されています。
使うも使わないも皆さんの自由ですが、在学中にしかできないことは在学中にやっておいた方がそれこそ「おトク」ですよ!
皆さんの大学生活が実り多いものになることを願っています。
お知らせ
学修講習会
東大生協では、東大生の学修スタイルに合わせて選定した駒場モデルパソコンやiPadをご提案していますが、その他にも大学生ならでのパソコンやiPadの使い方について、先輩東大生が講師として自身の経験を交えながらお話しする「先輩東大生に学ぶ!学修ステップアップ講習会」もご用意しております!
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本記事が2025年度の最後の記事となります。
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