2023-30 東大生にできること

2023年4月5日水曜日

東大の紹介 東大生の生活

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その学生証は何のためにあるのか

こんにちは。人文社会系研究科修士2年のY. K.です。どうぞよろしくお願いします。


入学の手続きの中で新入生の皆さんも東大の学生証をお持ちになったことでしょう。

その学生証は何に使えるのでしょうか。いくつか確認してみましょう。


図書館

まず駒場図書館。


図書館に入るためには入場ゲートで学生証(のなかにあるICチップ)をかざさなければなりません。

このような大学関係者のみに入場が許された場所には学生証が必要なことが多々あります。

ちなみに本郷の総合図書館は出る時にもかざさなければなりませんのでご注意を。


UTokyo AccountでOPACにログインすると、学内の他の図書館から取り寄せなどもできます。こちらも併せてしっかり活用していきましょう。

https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_search 



また、学外でも学生証を使うチャンスがあるのでいくつかご紹介しておきます。

学割のきく飲食店やカラオケで提示するだけではありません。


東大は、東京国立博物館キャンパスメンバーズ国立科学博物館キャンパスメンバーズに加入しています。

さらに国立美術館キャンパスメンバーズに入っていることにより、東大生は、東京国立近代美術館(千代田区)、国立西洋美術館(台東区)、国立新美術館(港区)、国立映画アーカイブ(中央区)、京都国立近代美術館(京都市)、国立国際美術館(大阪市)の所蔵作品展を無料で見ることができます。


詳しくはこちらをご確認ください。https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/facility/h17.html 

恥ずかしながら、私は全てに行ったことがあるわけではありません。


今回は上野にある代表的な施設を三つほど、自分の思い出も振り返りながら簡単に紹介してみます。

国立博物館

国立博物館には「常設展」という名前ではなく「総合文化展」が用意されています。

展示物も頻繁に入れ替わっているようです。

https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2501 


私の特にオススメは法隆寺宝物殿の「麻耶夫人および天人像」です。

こちらはNHKの『びじゅチューン!』という番組で「ツイスト出産」なる紹介動画が一時話題になりました。

https://youtu.be/ZSjfVAjkQRg 


挙げ始めるとキリがありませんが、教科書や資料集でみたことのある有名なものに出会えます。

ぜひ足を運んでお気に入りを見つけてみてください。


常設展ではない企画展も盛りだくさんで、昨年2022年10月から12月には企画展「国宝東京国立博物館の全て」が行われ、博物館所蔵の国宝が全て展示されていました。

あまりの好評で、展示期間も延長されていました。

これには地元関西から両親が駆けつけ、母親とは二人で一緒に回りました。


国立西洋美術館

昨年の2022年8月28日、私は西洋美術館の常設展に行ってきました。


お目当てはカルロ・クリヴェッリの《聖アウグスティヌス》でした。

自分の専門は古代キリスト教史で、特にアウグスティヌスを研究しているので、研究対象にご挨拶といったところでしょうか。

https://collection.nmwa.go.jp/P.1962-0005.html 


キリスト教芸術が好きなのもあって、クランシスコ・デ・スルバランの《グズマンの聖ドミニクス》もとっても気に入りました。

https://collection.nmwa.go.jp/P.2019-0001.html 


国立科学博物館

わたしが初めて国立科学博物館に行ったのは東大に入る遥か前の小学生の頃、千葉の祖父母に連れられた時です。


その時は恐竜の特別展があったので列に並んで入ったことを覚えています。


何歳になっても、年相応の楽しみ方があるのが科学博物館。

2018年には当時住んでいた寮の同期と一緒に「人体展」という企画展を見に行きました。


常設展は日本館と世界館の二つで楽しむことができます。

これだけでもかなりの時間をかけて展示を見て回ることができます。


〜番外編??〜 小石川植物園

先ほど紹介した施設は、キャンパスメンバーズに入っていれば他の大学でも入れることが多いです。

だから厳密に言えば「東大生だから」と強調するほどでもありません。


ですから、ならではの施設といえば結局学内の施設になるのかもしれません。

そういった施設はいくつかありますが、今回は私のお気に入り「小石川植物園」をご紹介します。


正式名称は「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」といって、本郷キャンパスから東京ドームの方へ少し歩いたところにあります。

江戸幕府の持っていた「小石川御薬園」を起源とする施設で、現在は東京大学が所有しています。

https://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/ 


季節ごとにさまざまな花や葉を楽しむことができて、近所の方からも人気のスポットで、老若男女多くの人が訪れます。

一般の方には入園料がかかるのですが、東大生は学生証を見せると無料で入ることができます。


アルコール類でないこと、ゴミは持ち帰ることを条件に飲食も可能なので、昼間のお花見にも最適です。

私も熱い紅茶を入れた水筒とクッキーを持ってお花見しながら読書を楽しんでいます🌸



東大生協の購買部ではこの植物園のお土産として、のど飴を販売しています。

パッケージの色は青と黄の二つの種類があります。

特に青が喉によく効くと評判をいただいているようです。

但し根拠は販売している私たちも分かっていませんので、あくまでも参考程度に、、、


ご購入は店頭もしくは通販まで!!

https://www.utcoop-join.jp/goods/products/detail12.html 


まとめ

この記事では東大の学生証で入れる学内外の施設をいくつか簡単に紹介しました。

大学生になって友人とお出かけする機会も増えると思いますが、ぜひ行き先の候補に加えてみてください。みなさんの東京での学生生活が素敵なものになりますように!



ブログ管理担当より

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。


この記事をもって、2023年度新入生向けのブログ投稿は最後になります。

ここまでの記事が皆さんの受験、新生活準備の一助になっていればこれ以上嬉しいことはありません。


投稿は終わってしまいますが、記事はいつでも読むことができます。

一人暮らし生の食事について自分史〜大学生活後半編など、今後も役に立つ記事がたくさんあるので、困ったな…というときには是非こちらのブログを読み返してみて下さい!



東大生協では、新入生の皆さんの新生活をサポートすべく、さまざまなイベント・サービスを展開しております。


詳しくは受験生・新入生応援サイト2023をご覧下さい。


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