はじめに
こんにちは!文科三類2年のS.O.です。
秋も深まってきて、駒場キャンパスには銀杏(ぎんなん)が大量に落ちて大変な季節になりました...。
銀杏(いちょう)の葉でキャンパスが黄色に染まる時はとても綺麗なので、待ち遠しいです。
今回のブログでは、地方から上京して東京で一人暮らしをする女子学生(私)がどのような生活を送っているのかを紹介します!
この記事では、実際に約1年半一人暮らしをしてみて、よかったことや大変だったことなど、リアルな声をお届けしたいと思います!
ちなみに前回のブログは、学生寮や学生会館のような、学生だけが住んでいる物件で暮らす東大生へのインタビュー記事でした。
また違った暮らし方が見えてくると思うので、ぜひこちらの記事も読んでみてください!
2025-11 いろいろな住まい形態の東大生にインタビュー!
現在の生活の概要
まずは、ざっくりとした1日の流れを紹介したいと思います。
1日はまず朝起きることから始まると思うのですが、一人暮らしは常に寝坊のリスクと隣り合わせです...!
私は眠りがとても深いので、目覚ましの音に気づかないことがよくあります。
アラームを10個くらいかける、カーテンを開けておいて日光を浴びる、テレビの視聴予約をしておくなど、様々な対策を講じています。
無事起床に成功したら、朝食を(余裕があれば)食べて、身支度をして登校します。
私は電車通学をしており、家から駅までは歩いて10分弱くらい(走ったら5分)で、1回乗り換えがあります。
通学時間は合計で40分くらいです。
2限を受けた後、昼食は購買でおにぎりやパンを買うことが多いです。
ついついスイーツも買ってしまいます...。
午後も授業を受けて、18時35分に5限が終わります。
5限がある日は、買い物に行って料理をすると遅くなってしまうので、夕食を学食でとることが多いです。
学食は20時30分まで営業しているのですが、夜は昼よりも空いているので、私は夜学食を推しています!
ある日の夕食。(いももち、レバー、ブロッコリーのサラダ、いちごのチーズケーキ)
帰宅してからは、洗濯をします。
バイトやサークルで帰りが遅い日は、翌日の朝にすることもあります。
以上が私の1日の大まかな流れです。
一人暮らしで大変だったこと
続いては、一人暮らしをしてみて大変だったことについて書いていきます。
やっぱり自炊は大変
私は、自炊のハードルが想像以上に高いと感じました。
私は元々料理が好きな方で、実家にいた頃はかなり頻繁に料理をしていました。
食事付きの寮や学生会館を選ばなかった理由も、自分で好きなものを作って食べたいし、そのほうが食費も安く抑えられそうだと考えたからです。
しかし、実際に一人暮らしをしてみて、実家で料理をするのと一人で自炊をするのには大きく異なることに気づきました。
まず、食材を揃えること、そしてそれを使い切ることが困難です。
また、バイトやサークルで帰りが遅くなった日、急に夕食を外で食べてから帰ることになった日など、毎日自炊をすることができる時間や気力があるとは限りません。
そして何よりも、家族のためではなく、自分1人だけが食べるための食事を作るモチベーションが沸かないというのが大きかったです。
しかし、忙しいからと言って外食やコンビニ食が続いたり、欠食したり、安いからと言って菓子パンばかり食べていたりすると、やはり体調に響きます。(経験済み)
私はご飯やパンを冷凍しておいて主食を確保し、たっぷりの野菜と肉類を入れた汁物(例えば豚汁や、肉団子入りの中華スープ、ミネストローネなど)を大きな鍋で作ることで、時短・節約・栄養確保を試みています。
野菜はカット・洗浄済みで数種類の野菜が入っているものを重宝しています。
手間が省けるし使い切ることができるので本当に便利です!!
スーパーでよく買う野菜たち。本当にこれ考えた人に感謝...!
自分の周りには、自炊をほぼ毎日している人から、日によって学食や外食も利用している人、ほとんど毎食外食で済ませている人まで様々です。
自炊のハードルを上げ過ぎず、自分のできる範囲で楽しんで料理をできるのが1番かなと思います。
そのほかの家事は...?
洗濯も大変な家事の1つです。
(自炊は外食をすることで回避できますが、洗濯は自分がするほかありません…!)
私は2日に1回洗濯をしています。
一人暮らしだと洗濯物の量も少ないですが干すスペースも少ないことが多いので、高頻度で洗濯機を回す必要があるかと思います。
私はベランダにも部屋の中にも洗濯物を干せるので、天気が悪い日も特に困ることはありません。
しかし、道路に面していて外に洗濯物を干せないという友人や、逆に浴室乾燥が付いていて便利だという友人もいます。
そのような点をお部屋選びの参考にしてみてもいいかもしれません!
また、快適に過ごすためには掃除も重要です。
掃除はとにかく溜めないこと、気づいた時にすぐきれいにすることが大切だと母から教わりました。
どうしても面倒に感じることもありますが、少しでも楽できるようなグッズ(例えば浴槽をこすらずに洗える洗剤など)をうまく使って乗り切っています。
私はキッチンやお風呂は自分の部屋にあってほしいと思い、普通のアパートに住むことを選んだのですが、友人が住んでいる寮では清掃員さんが共用キッチンやシャワーの掃除をしてくださるらしく、確かにそれはありがたいなと思って聞いていました。
一人暮らしを始めると様々な家事を自分で行う必要があります。
何を大変だと感じるかは人それぞれですし、その大変さは工夫で一定程度解消されることもあります。
試行錯誤しながら、少しずつできることが増えていく過程を楽しめるといいですね!
体調を崩したらどうする...?
一人暮らし、特に学生寮や学生会館ではなく、建物に1人も知り合いがいない状態で生活していてとても不安に感じるのは、体調を崩した時ではないかと思います。
私も数回体調を崩したことがあったのですが、頼れる人が周りにいないというのはかなり不便で心細いものでした。
対策としては、最寄駅が同じ人などと、もしもの時は協力し合える関係を作っておくことや、パックご飯・缶詰・水など簡単に食べられるものを常備しておくこと(災害時にも役立ちます)、宅配サービスを利用することなどがあるかと思います。
一人暮らしをしてよかったこと
ここまで大変なことばかり書いてきましたが、一人暮らしにはそれ以上に楽しいことがあります!
自分のペースで生活できる
まず、実家暮らしと大きく異なるのは、生活のペースを自分で決められることではないでしょうか。
一人暮らしだと、帰りが遅くなったり、夜遅くまで作業をする必要があったりしても、家族に気を使う必要がありません。
起きる時間、食事をする時間、お風呂に入る時間も自由に決められます。
(あまり生活のリズムを崩すことはお勧めしませんが...。)
個人的にはシャンプーや柔軟剤などを自分の好みで自由に選べるのも楽しいです!
また、これも人によるとは思いますが、完全に1人になることができる時間を必要とする人にとっては、一人暮らしは絶好の機会です。
大学生になって一気に環境が変わり、様々なコミュニティとの関わりを持ち、そもそも東京の人の多さに疲れることもあるかもしれません。
私は人と会って話したり活動したりするのは好きですが、それと同じくらい1人でいる時間も大切にしたいと考えるタイプです。
例えば悩み事がある時や、忙しさでパンクしそうになった時などに、誰にも干渉されずに1人で考える、もしくは何も考えない時間を取ることができる空間が確保されているのはいいな、と感じています。
友人と家で遊びやすい
続いては、普通のアパートのように人の出入りが自由な物件に住んだ場合の話にはなるのですが、友人を家に呼べることです!
寮や学生会館のような住まいでは、友人を部屋に招くことや泊めることが禁止されている場合があります。(規則の厳しさは、物件によって様々なようです。)
私は、自分や同じく一人暮らしをしている友人の家で、誕生日パーティー、鍋パ、ゲーム会、お泊まり会などを開催しました。
鍋パの様子。おいしかったです。
東大の友人だけでなく、関西に住んでいる高校時代の友人の家に遊びに行くこともありました!
一緒に買い物に行って料理するのは、自炊とはまた違って、とても楽しいのでおすすめです。
自分を含め、20歳を迎えた人が増えてきたので、家飲みもしてみたいですね。
新たな気づきを得られる
そして、地元を離れて一人暮らしすることで、初めて気づけることもたくさんあると思います。
私は一人暮らしを始めてから、家族のありがたさを強く実感しました。
当然のように自分より早く起きて朝食を作り、洗濯をしてから出勤し、仕事後に買い物をして夕飯を作り、掃除、ゴミ出し、お風呂を沸かす、子どもの送迎、その他にも細々としたタスクをこなしていた親って、本当にすごすぎます...!
自分が高校生の時、勉強に集中できる環境を作ってくれていた家族には感謝しかありません。
また、当たり前のことですが、「帰省」や「実家からたまに届く荷物」といった楽しみは一人暮らしをしていないと味わえないものです。
私は富山県出身なのですが、一人暮らししてからいっそう地元愛が強まった気がします。
このように、一人暮らしには大変なことも多いですが、新たな発見や楽しみがあると思います!!
おわりに
今回は地方から上京して一人暮らしをする東大生の一例として、私の1日の流れや日々感じていることを書き綴らせていただきました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
勉強の息抜きにでも、大学生になったらどんな暮らしをしてみたいか考えてみてください!
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