はじめに
みなさん、こんにちは!
文科三類2年のS.O.です。
最近はやっと気温が下がって、秋らしくなってきたなあと感じます。
受験生の皆さんは、体調に気をつけて過ごしてくださいね。
今回の記事では、私の友人で、上京してきた東大生2人にインタビューをしてきました!
2人はそれぞれ、東大の学生宿舎と、食事付きの学生会館タイプの物件に住んでいます。
そう、地方から上京して一人暮らしをするといっても、その形態は様々です。
私はごく普通のアパートに住んでいますが、他にも東大の宿舎や、県人寮などの学生寮、食事付の学生マンションなど、様々な選択肢があります。
それぞれの住まいに特徴があるため、自分がどんな生活をしたいかに合わせて選ぶことが重要です。
このインタビュー記事を読んで、住まい探しの参考にしていただけたらと思います!
ちなみに、寮生活については昨年度の記事もあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
Aさんの場合
- まずは、自己紹介をお願いします!
-
前期教養学部文科三類の2年生です。
教養学部教養学科総合社会科学分科に内定を頂いており、国際関係論コースに進学予定です。
出身は、兵庫県です。 - 通学方法や時間を教えてください。
- 家から大学までは電車で40分くらいで、乗り換えは2回あります。
- 住んでいる学生の構成はどのような感じですか?
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東大の宿舎の1つで、寮全体には各国からの留学生も含め、東大生の男女が住んでいます。
私が住んでいる棟は女子学生専用になっています。 - 留学生との関わりはどれくらいありますか?
-
私は女子学生専用の棟に住んでいるので、留学生との交流は、自分から別棟まで行かないと得られないし、周りにその機会を利用している人はあまりいないです。
しかし、自分からその機会に飛び込んでいくことができれば、留学生との交流の場は常に提供されています! - 食事は付いていますか?
-
食事は付いていません。
共用のキッチンがあって、IHコンロ、電子レンジ、ポット、フライパンといったある程度の調理器具が揃っています。 - そのほかに共用のものはありますか?
- トイレ、シャワー、キッチン、ソファ、ダイニング、コインランドリーが共用になっています。
- 保護者との相談や、内見、引っ越しはどのように行いましたか?
-
正直に言うと、私は住まい選びにはほぼノータッチで、気づいたら家が決まっていた、という感じでした。(親に感謝ですね...!)
8月に三鷹寮という別の寮を見に行っていたのですが、自分には合わなさそうだと感じ、東京大学が女子学生向けに行っている住まい支援の制度を利用することにしました。
自分が2次試験を受けている間に、父親が今住んでいる物件の内見に行ってくれていました。 - 住まい選びをするときに重視したことはありますか?
- きれいさやおしゃれさです!
- 今の住まいのメリットを教えてください。
-
建物や居住エリアごとにオートロックになっていて、安心感があります。壁が厚くて防音性も高いと感じています。
また、厳重なセキュリティの割には、家賃が安いかなと思います。
あとは、シャワーやキッチンなど水回りの掃除を自分でしなくていいのも魅力ですね。 - 逆に、デメリットはありますか?
-
せっかくの一人暮らしなのに、部屋に人を呼べないことです!!
部外者は基本立ち入り禁止で、自分自身も自分が住んでいるフロアにしか入れないようになっています。
親も泊められないんです...。
また、洗濯はコインランドリーで行うのですが、1回100円かかるので地味に痛い出費ですね。 -
いろいろ教えてくれてありがとうございました!
最後に、住まい選びをする受験生・保護者にメッセージがあればお願いします! -
今の住まいでの暮らしについて、メリットもデメリットも挙げてきましたが、1年半ほど生活して、何気にいいところだなと感じています。
東大でも寮でも、留学生など色々な価値観やバックグラウンドを持った人と出会うことができます!
受験生のみなさん、勉強頑張って下さい!応援しています! - まずは、自己紹介をお願いします!
-
前期教養学部文科三類の2年生です。
教育学部の比較教育社会学コースに進学予定です。
出身は、栃木県です。 - 通学方法や時間を教えてください。
- 家から大学までは電車で30分くらいで、乗り換えは1回です。
- 住んでいる学生の構成はどのような感じですか?
- 様々な大学の学生が住んでいて、男女比は1:1くらいです。
- 食事は付いていますか?
-
平日の朝夕の食事が付いていて、2種類から選べます。
2ヶ月前までに申請すれば、取り外しも可能です! - そのほかに共用のものはありますか?
-
キッチンスペースがあり、コンロやシンク、レンジ、オーブンは共用になっています。
トイレやお風呂は各部屋にあり、ユニットバスではないです。 - 保護者との相談や、内見、引っ越しはどのように行いましたか?
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高校3年の夏に今の物件と、もう1つ別の物件(併願校の近く)を仮予約していました。
(2つくらいキープしておいて、最終的にどちらか選べる、というような仕組みだったので、早めに2つ予約していました!)
東大合格が決まった後にすぐに内見と手続きをして、3月中旬に引っ越しました。
引っ越しは、親の車で実家から荷物を運びました。
3月下旬の、電気・ガス・水道が通ったタイミングで入居しました。 - 住まい選びをするときに重視したことはありますか?
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多くの条件(日当たり、階層、築何年か、水道、駅からの距離、学校からの距離、部屋の大きさ、ユニットバスかどうか、予算、食事を取り外しできるか、その街はどれくらい栄えているか、近くにスーパーはあるかなどなど)を多くの物件で比較して、最も良いところにしました。
特別な決め手はなく、以上の点を比較した上で最も良かった現在の物件に決めました。 - 今の住まいのメリットを教えてください。
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まず、最寄駅から徒歩4分で、学校まで乗り換え1回で行ける立地の良さが魅力です。
駅の近くにはスーパーが4つもあって便利です。
また、新築であったため、建物の至る所が綺麗でした!!
部屋は、南向きなので日当たりが良く、4階で虫も入ってきません。
家具が付いていて、新生活がスタートしやすかったです。
管理人さんがいて、部屋までにセキュリティチェックが3回あるので安心感があります。
住民がみんな学生であることや、門限がないことも気楽に過ごせて気に入っています。
共用のカフェスペース(提供されるご飯を食べる場所)とキッチンスペースはとても広く、去年はそこにクラスの皆で集まって、五月祭や駒場祭の試作会をすることができました!
共用のスタディールームもあるので、試験期間に活用することもできます! - 逆に、デメリットはありますか?
-
部屋があまり広くないのと、部屋の中にキッチンスペースがないのは少し不便ですね。
また、線路沿いに立地しているため、バルコニーにものを置いたり洗濯物を干したりすることができません。
あと、隣の部屋の人の騒音が気になることがありますね...
食事について、私は部活で帰宅時間が遅くなると、食事の提供時間に間に合わないことが何度かありました。
結局食事をつけていたのは最初の4ヶ月で、それ以降は1年ほど自炊と外食や学食で済ませています! -
いろいろ教えてくれてありがとうございました!
最後に、住まい選びをする受験生・保護者にメッセージがあればお願いします! -
考える時間も物件も多く確保できるため、住まい探しの動き出しは早い方がおすすめです。
人によって、住まい選びにおいて重視することは異なってくると思うので、自分がどの条件を優先するかを明確にしておくとスムーズに選べると思います。
内見に行ったりその街を歩いてみたりして、実際に住んでみたらとイメージしてみるのも良いかもしれません!
最初は不安でも、住めば都です。大丈夫!
皆さんに良い住まいが見つかり、楽しい大学生活を送れることを応援しています!
住まいの概要
住まい選びの経緯
住んでみて感じたメリット・デメリット
受験生・保護者へのメッセージ
Bさんの場合
住まいの概要
住まい選びの経緯
住んでみて感じたメリット・デメリット
受験生・保護者へのメッセージ
おわりに
今回は、学生宿舎や学生会館と呼ばれるタイプの物件に住んでいる2人の東大生にインタビューをしました!
このインタビューからもわかるように、食事の有無や、何が自分の部屋にあって何が共用かなど、物件によって様々な違いがあります。
自分のライフスタイルにあった住まいで大学生活をスタートできると良いですね。
最後に、Aさんが利用した女子学生向けの住まい支援は生協ではなく東大が公式で行っているものですので、こちらのリンクから詳細をご確認ください。
お知らせ
現在、東大生協では、受験宿泊のご案内を開始しています。
詳細は以下のページからご確認ください。
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次回は【10/30 東大生の一人暮らし〜地方出身者のリアルな生活事情〜】をお届けします!