2024-15 共通テスト直前特集

2024年1月10日水曜日

共通テスト 受験勉強

t f B! P L

こんにちは!文科一類1年のK.O.です。

2024年が幕を開け、いよいよ共通テストが目前に迫ってきました。


受験生の皆さんの中には、いよいよ本番だ!と気持ちを高めている人も、不安に駆られている人もいると思います。


私自身も、本当にこのままで共通テストを受けに行っていいものだろうか、と居ても立っても居られない思いだった記憶があります。


共通テストが数日後に迫る今この段階で、私の経験をもとに、当時知っておきたかったことをお伝えしていきたいと思います。


過去の先輩の体験談も参考にしてみてください!

2022-14 共通テストの心構え



前日までの様子

私の場合、共通テストの勉強は全く余裕のないものでした。


年が明けた段階でも未だ理科基礎・社会の知識に穴が見られるような状態で、とにかくそれらの知識を詰め込むことに注力していた記憶があります。


具体的には、毎日各教科2セットずつ過去問や模試を解いては採点し、抜けていた知識を塾の教科書や資料集を見て詰め直す、という作業をひたすらに繰り返しました。


そのおかげで、前日にはなんとか試験を受けられるだろう、というレベルまで完成させることができました。


それでも、夜になっていざ勉強を終わりにしようとすると、「あれ、あそこの問題はこの解法で合ってるのか?」「あの事件の年号はなんだった?」と次々に確認したいことが浮かんで、なかなか机の前を離れられませんでした。


どんなに勉強しても、完璧に準備できることはほとんどないと思います。いざ試験当日を目の前にすると、誰でも不安になるものです。


できるだけの準備をしたら、前日は遅くとも22時くらいには勉強を切り上げ、ゆっくり過ごす方がおすすめです。


ただでさえ緊張している前日に、新しい知識を入れようとして焦るより、本番で力を発揮することにつながると思います。


また、前日の準備で重要なのが持ち物チェックです。

特に受験票と筆記用具・腕時計などは忘れると手続きなどを行うことになり、動揺してしまうので、チェックは念入りに行ってください。


共通テスト当日(1日目)

私の場合、会場が高校よりも遠かったので、朝は普段よりだいぶ早めに起きて時間に余裕を持って家を出られるようにしました。


移動手段は公共交通機関を使うのが一般的です。

自家用車やタクシーなどは事故や渋滞で遅延しても振替受験が認められない可能性があるためです。

事前に乗車時間や乗り換え方法も調べておきましょう。


朝食などは普段と変わらないものにし、昼休みに食べるためのお弁当は普段と同じものを家族に用意してもらうなど、なるべく普段通りを意識できるように心がけました。


1日目は地歴・公民、国語、外国語の文系科目を3教科受験することになります。

2日目よりもだいぶ長丁場になるので、適宜休み時間に気分転換を測れるようにすると良いと思います。


私の場合は、休み時間の度に教室を出て廊下を歩く、チョコレートやグミなどの小さいお菓子を食べる、同じ教室で受験していた高校の友人と試験に関係のない話をする、などしていました。


科目ごとに手応えにはばらつきがあると思いますが、それに左右されるのではなく、その都度その都度切り替えて次の科目に向かわなくてはいけません。

当日の気分転換方法まで今のうちに決めておくと良いと思います。


会場は大学のキャンパスなどが指定されていることが多く、教室の広さや受験生の多さに圧倒されそうになった記憶があります。

ですが、受験生は全員同じ気分だと思います。

そこで緊張するのではなく、自分の最高のパフォーマンスを発揮できるように気持ちを向ける方が重要です。


1日目の終了後に自己採点をするのはおすすめしません。

2日目の試験が残っている状態で採点して一喜一憂するよりは、翌日に向けて勉強するなり、ゆっくり過ごして体調を整えるなりした方が良いのではないでしょうか。

共通テスト当日(2日目)

2日目は理科基礎を受験するか理科を受験するかによって試験の開始時間が異なります。

今一度集合時間を確認しておきましょう。


1日目が終わって本番の雰囲気にも多少慣れ、2日目の方がリラックスして臨めた記憶があります。1日目の手応えにもよるかもしれませんが、最後の最後まで気を抜かずに頑張りましょう。


2日目は理科・数学の理系科目を2教科受験することになります。

ここ数年間理系科目の難易度で大波乱が起きる傾向が続いていますが、自分が解けないものは他の人も解けていないことがほとんどなので、焦らずにミスを減らす方向にシフトすると良いと思います。


2日目終了後は早めに家に帰って自己採点をしました。

自分の解答を入力すると自動で採点できるサイトがいくつかあるので、それを利用しました。


共通テストの得点は足切りに関わったり、出願先を判断する基準になるものなので、普段の模試や考査で自己採点をしない人も、ここでは自己採点はほぼ必須と言えると思います。


翌日以降

高校によっては、希望者は共通テストリサーチを高校を通して行うことになります。共通テストリサーチとは、大手予備校が受験生の自己採点結果を集計し、志望校の傾向分析やボーダーラインの予測を行うものです。

個人で行う場合も、出願先を判断する一つの目安になるものなので、忘れずに行うようにしましょう。


自己採点が終わった後は、結果に一喜一憂するのではなく、自分の現状を見つめ直して私立入試・二次試験に向けた勉強を着々と進めるようにしましょう。


SNSなどで他の受験生が自己採点結果を公表したりしているのを見ると、自分と比較して不安に駆られることもあるかと思います。

ですが、共通テストだけで入試の結果が全て決まるものではありません。


真剣に受験に向き合っている人ほど、自分の結果に一喜一憂したり、不安に駆られるなど、過敏になるものです。それは当然のことだと思います。

そこに過剰に囚われるのではなく、二次試験までの短い期間を有意義に使って自分の満足のいく準備ができるように、早めに切り替えられるよう意識を向けられると良いと思います。


最後に

共通テストまであと数日となりました。


受験生の皆さんはこの1年間、受験本番を見据えて準備してきたと思います。

その過程では、上手く行った時も、失敗続きだった時も、諦めずに努力を続けてきたことでしょう。


ここまで頑張ってきた皆さんは、受験勉強を始めた当初より何倍も成長していると思います。

今まで積み重ねてきたことに自信を持って、受験本番を迎えられていることに感謝しながら、全力でぶつかってきてください!!


スタッフ一同、皆さんの健闘をお祈りしています!!


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