こんにちは! 理科一類1年のR.O.です。
4月から2年生になります。
まずは合格されたみなさん、おめでとうございます!
これでやっと一息...といきたいところですが、入学に向けて準備しなければならないことは山のようにあります。
今回は、その中でも悩ましい「第二外国語」についてお話します。
第二外国語の履修
東大の1年生は英語の他にもう一つ、第二外国語を履修しなくてはなりません。
多くの人は英語以外の言語を学んだことはないと思いますが、そういう人は「初修外国語」として第二外国語を選択することになります。
既に学んだことがある場合は、「既修外国語」として選択することもできます。
選べる言語は、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、スペイン語、韓国朝鮮語、イタリア語の7つです。
初修外国語の授業数は文理で異なります。
文科生…Sセメスター(4~7月):週3コマ、Aセメスター(10~1月):週2コマ
理科生…Sセメスター:週2コマ、Aセメスター:週1コマ
第二外国語の選択
第二外国語の希望は、入学手続きの際に提出します。
つまり、それまでに第二外国語を決めなくてはなりません。
そして、一度出した希望は変えることはできません。
なお、希望を入力する欄は第二希望までありますが、第一希望しか入力しなくても問題ありません。
その場合は第一希望が通ります。
一方、第二希望を入力すると、場合によってはそちらになることがあります。
ですから、迷っている場合はともかく希望が1つに決まっているならば、第二希望は入力しないほうがよいです。
ちなみに東大では言語ごとにだいたい30人前後のクラスが組まれますが、言語によってクラスの雰囲気が変わる、なんて噂もあったりします(スペイン語は賑やか、ドイツ語は真面目、ロシア語は個性的など)。
第二外国語の選び方
第二外国語は何を基準に選べばいいかわからない!
というみなさんに、私なりにちょっとしたアドバイスをしたいと思います。
まず知っておいてほしいのは、東大では進学選択があるため各授業の成績の分布はだいたい同じということです。
つまり「点数が取りやすい・取りにくい」という観点なら、どの言語も大差ありません。
どの言語にもそれぞれ難しいところがあります。
また習得しやすい言語はその分求められるレベルが高くなります。
ですから「楽そうだから」という理由で選ぶと、どの言語でもおそらく裏切られます(泣)。
たとえば「スペイン語は簡単という噂があるけれど、履修したらそうでもなかった」「中国語は漢字だからいけると思ったけれど、発音が難しくて大変だった」といった声もあります。
そうはいっても、新しい言語が少しでもわかるようになるのはうれしいですし、学ぶのが楽しいという人もいるでしょう。
私はドイツ語選択でしたが、英語と似ているようでいろいろな違いがあって面白かったです。
ということで、何か少しでも興味のある言語(行ってみたい国の言葉など)があれば、それを選べばいいと思います。
たとえ小さな理由で選んでも、何となくで選んでも、学んでいるうちにその言語や国に親近感が湧いてくるかもしれません。
私も授業で先生からドイツについて聞くうちに、ドイツに興味をもつようになりました。
反対に興味がある言語が複数あって選べないという人も、選んでみたらその言語があなたにとって特別な言語になるはずです。
気楽に選びましょう。
最後に
ここまで第二外国語について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
私に知識がないので各言語の紹介はできませんでしたが、それぞれの言語について知らずに第二外国語を選んでも私は後悔はしていません。
どの言語を選んでもそれなりの面白さと大変さがありますので、迷ったら「えいやっ!」と選んでしまうとよいでしょう。
それでは、これからのキャンパスライフを楽しんでください!
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次回は【3/15】一人暮らし・実家暮らしの生活比較をお届けします!