みなさんこんにちは!文科三類一年のK.T.です。
早いものでもう11月、受験生の皆さんは東大模試真っ只中といった頃でしょうか。
受験勉強のギアがもう1段階上がり、周囲も受験生モードに突入する中、漠然とした不安に駆られることはありませんか?
筆者にはありました。「このままの勉強法を続けていっていいのだろうか」「あの友達はこの参考書をやりこんでいる、自分と大きい差ができているんじゃないか」などなど…。
しかし忘れてはいけません!受験生のみなさんのそばにはみなさんと同じくらい、あるいはみなさん以上に不安を感じ心配している方がいます!
それはもちろんみなさんの保護者様です。
というわけで今回は『うちの子このままで大丈夫?受験生の保護者が抱える不安』と銘打って、保護者様にこのブログをお届けしたいと思います。
お伝えするのは、現役東大生の親に聞いた、受験当時の実際の不安です。「この不安を感じているのは自分だけではないんだ」、そう思えるだけで気持ちが楽になるでしょう。
もちろん、受験生のみなさんが読んでみても役立つのは間違いないですよ!自分の親はこんなことを思っているのかも、と知ることができるかも!
うちの子このままで大丈夫?<勉強編>
それでは実際にみていきましょう!東大生の保護者の不安をあげた後に僭越ながら筆者がコメントする形でいきますよ。
模試の成績が悪い(文系・Nさんの親)
秋の東大模試の成績が夏の時より落ちた(文系・Tさんの親)
なるほど、タイムリーな模試の不安ですね。
確かに模試の判定結果や点数、偏差値を見るとついつい一言言いたくなってしまいます。
ただし、それを指摘すると嫌がるお子さんも多いかも…。
塾に行かなくて大丈夫か(文系・Kさんの親)
公立高校なのに塾にも行かず大丈夫なのか(文系・Nさんの親)
お次は塾関連です。
塾・予備校に行くか行かないかは受験生活を大きく左右する選択の一つですね。
けれども、どちらがお子さんに合っているか、受かりやすいかは人それぞれです。
一人でも勉強できるお子さんならなんの心配もありませんよ!
文化祭の準備で6〜8月に全く勉強してないけど…(文系・Nさんの親)
部活を最後までやってスタートが遅れている(文系・Kさんの親)
学校の自習室で勉強するため実際に勉強するところをみたことがない(理系・Tさんの親)
年末年始に家でゴロゴロして勉強していなかったが大丈夫か(理系・Hさんの親)
◯◯で勉強していないシリーズです。これは一番よくある不安ではないでしょうか。
しかし、東大生どうし受験について話していて意見が一致するのは「勉強以外のことに一生懸命取り組んだやつは強い」ということです。
ですから、今は見守ってあげるのが一番かも。年末年始は…筆者もゴロゴロしてました…!
推薦も受ける中で勉強時間は確保できるのか(文系・Kさんの親)
推薦入試を考えている場合は誰しも気になるところでしょう。
筆者は推薦入試を受けていないので大したアドバイスはできませんが、推薦入試と一般入試の兼ね合いについては、推薦生のススメの記事で、元推薦受験生がメリット・デメリットを解説しています。参考になさってください。
うちの子このままで大丈夫?<受験後編>
ここからは2月以降、受験が終わった後に関する不安をみていきましょう。
やっぱり合否が不安(理系・Mさんの親)
言われてみれば当たり前ですがこれが一番ですよね。一年間かそれ以上の頑張りに合格か不合格のどちらかが下されるというのはすごいことだと改めて思います。
しかし、受験前も受験後も合否を気にしたって点数は一点も変わりません。
つまらないことを言うようですが、お子さんの最後の結果を決めるのはお子さんが積み重ねたものだけ。
合否のことは気にしても仕方ない、そう思えるところまできたらきっと良い結果を掴み取ることができるでしょう。
一人で暮らしていけるのか(理系・Yさんの親)
受かったら初めての一人暮らしだが大丈夫か(理系・Mさんの親)
これは大学進学を機に上京する場合の不安ですね。
筆者は自宅から通っていますが、やはり一人暮らしを始めるというのはとても大きな変化なはず。
お子さんが無事やっていけるのか不安に思うのも仕方ありません。加えて物件探しなども行う必要があり、考えなければならないことも山積みです。
私たち東大生協では、新入生・在校生に向けてお部屋紹介業務をおこなっています。詳しくは東大生協駒場住まいセンターHPをご覧ください。
大学についていけるのか(理系・Yさんの親)
すでに入学後のことを考えている不安ですね。
しかし、これは実際に通っている筆者が断言しておきましょう。大学には絶対についていけます、勉強であれその他の活動であれ!
だから、大学生活を送ることを不安に思うのではなく楽しみにしてください。
終わりに
これまで保護者の様々な不安を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
おそらく、「私も私も!」と共感した方も多かったのではと思います。お子さんの大学受験など、そう何度も経験するものではありませんから、お子さん以上に不安を感じてしまうのは仕方がないことです。
それでも受験勉強の中で一番大変なのはきっとお子さんです。保護者の皆様にはそんなお子さんたちを優しく見守っていただきたいと筆者は願っています。
お知らせ
東大生協は東大を志望する保護者・受験生の皆様をこれからも応援してまいります。
解消したい不安がある時は、まず受験生・新入生応援サイト2023を訪れてみてください。
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