怒涛の2020年度も、もう終わり、私のテストも終わって、春休み。安穏な日々を享受する今日この頃です。
はじめに
さて、今日は、「東大生の1日」をご紹介したいと思います。
ご存知の通り、今年度は新型コロナウィルス感染拡大を受け、東京大学でもオンラインで講義が行われました。それに伴い、学生の生活リズムも変化し、例年とは著しく異なる生活様式を送ることとなりました。
そこで、東大生の「新しい生活様式」、それが具体的にどのようなものであったのか、ご紹介したいと思います。
と、大見得を切ったは良いものの、東大には個性の強い人間が多く存在し、私の生活パターンをご紹介したところで東大生一般の生活を正確に紹介できるとは思っておりません。
ぜひ、こんな東大生もいるんだなーという程度のお心持ちでご覧ください。
基本情報
今年は対面授業とオンライン授業が入り混じる変則的な講義形式であったため、実際にどのように授業が行われたのかを、あまり知らないも多くいらっしゃると思います。
そのため、まず、オンライン授業に関する基本的な情報について紹介します。
前期教養学部の1年生の場合、前期は完全にオンライン授業でした。後期もほとんどオンラインでしたが、語学等の一部授業は、2回に1回対面で行われました。
1年生はオンラインと対面を併用する授業が基本的に3コマあるので、多くの人は2週間に3回大学に通っていました。
オンライン授業の日
オンライン授業の日(1、2、5限で授業がある日)。
1限が8時30分から始まるので、おおよそ7時30分ぐらいに起き、簡単な身支度と食事を済ませます。
それから1〜2限まで受け、昼休み。
昼休みに加え、3限が空きコマで、時間が3時間程度余っているので、この間に近くのスーパーで買い物をし、家に帰って昼食を作り、夕食の簡単な準備を済ませます。その後、部屋の掃除をしたり、本を読んだり、勉強したりなどをします。
4限も空きコマなのですが、私はオンラインのバイトをしており、4限は丸々バイト時間に当てています。
5限を受け終えた後は、友達と遊びにいくこともありましたが、私も友人も自宅から講義を受けているため、遊ぶためにわざわざ集まることが億劫で、5限後は一人家にこもって本を読んでいることが多かったです。
このような紹介をすると、「オンライン講義だと、人と話さなくなり、気が滅入りそう」と思われるかもしれません。
確かに、気が滅入りそうなこともありますが、同じクラスの友人で集まってzoomクラス会を行ったり、高校の時の友達とzoom同窓会を行ったりと、色々なオンラインイベントが開催していたので、夜の時間帯はそうしたイベントに参加して、あまり寂しさは感じませんでした。
対面授業の日
対面授業の日(1、2限で授業があり、2限が対面)。
1限はオンラインなのですが、2限が対面なので、7時くらいに起き、8時に家を出て、大学へ向かいます。
8時30分から、大学の空き教室(オンライン授業受講用の教室)で1限を受けたあと、2限の授業がある教室へ移動し、そこで11時55分まで授業を受けます。
この日の授業はもうこれで終わりなので、午後はまるまる休みです。
平日の午後休はできることが多く、色々なことやっていましたが、よく駒場から新国立劇場まで自転車で漕ぎ(30分ぐらい)、13時開始の昼公演を見ていました。
新国立劇場は学生であれば当日券を半額で買えるので、大体3000円くらいで演劇やオペラが見れるという素晴らしいスポットです。
特に見たい公演がない時は、美術館や博物館にいくことが多かったのですが、平日の午後なので、人が少なく、ゆっくりと見て回ることができました。
午後休、おすすめです。
おわりに
冒頭にも述べました通り、東大生の私生活は千差万別です。授業のオンライン化によって、この多様さにはさらに拍車がかかったようです。
私の知り合いの中には、バックパックを背負って日本中を回りながら各地で授業を受けたり、午前中さくっとダイビングし、夕方大学に通ったりなど、猛者がちらほらいます。
お近くに東大生がいれば、その人に色々聞いてみてください。きっと何かしら面白いことをしている、あるいは面白いことしている知り合いがいると思います。
それでは、また。T.Hがお届けしました。