こんにちは! こちらのブログには初登場となります、H.Rです。よろしくお願いします!
受験生の皆さんは二次試験も終わり、溜まっていた疲れを実感するとともに合格発表まで落ち着かない日々を過ごしている、もしくは後期課程の準備のためにまだまだ勉強を続けないとならない、そんな時期でしょうか? 今年はコロナウイルスの騒ぎで、東大も合格者の掲示を取りやめるという、例年とは違う措置が取られていますね(かく言う私もコロナに絶賛振り回されています。とほほ…)
さて今回は、私の合格後のエピソードについて書いていこうと思います!
東大はとにかく合格発表の日程が遅く、発表から授業開始日まで本当に息をつく間もなく過ぎていきます。
さて、ご存知の様に3/10は東大の合格発表の日ですが、その日に私は母校で校長のスピーチを聞いていました。そう、私の母校は、伝統的に3/10に卒業式をやるという学校だったのです…!(創業者の誕生日だからという理由らしい) そのため、東大を受験した同級生達は卒業式だというのにずっとソワソワしていました。(私は平然を装っていました)
そして無事卒業式も終わって、担任が最後のホームルームをやっているまさにその瞬間に12時になり、合格最低点、次いで合格者が発表されるという何とも絶妙なタイミング。もうこうなると担任の先生も事態を理解しているので、生徒がスマホをこっそり出していようと咎めることはありませんでした。
私は担任の話が終わって解散した後に、1人で静かに自分の運命を見定めようと決めていたのです。周りが一気にざわつき出すのを聞きながら、スマホの電源を入れて、ブラウザを立ち上げました。あれ、このタイミングで通知が来た。親から…?
えっ、受かってるっ!?
そうです。外で待機していた親が一足先に私の合格者番号を見つけてしまい、それの画像を私に送るというハプニング…その瞬間味わったのは、何とも言えない安心と、喜びと、脱力感が入り混じった独特の感情でした。(笑)
何はともあれ合格は決まったわけですから、先生たちに報告、ついで他の家族にも報告して、母校で一通り写真を撮った後、かなり遅れて本郷に向かって自分の目で掲示板を見に行きました。
受験生にとっては実感しにくいことかもしれませんが、東大に合格した後はとにかく大変な忙しさです。入学に必要な手続きや学費の納入はもちろんのこと、第二外国語を決めたり、学校や予備校、家族、友人への連絡、合格体験記の執筆依頼(複数の機関から同時に依頼されることが多い)、証明写真の撮影、大学生活に必要な備品の購入や家の片付け等に至るまで…地方出身者の方は、引っ越しの準備などもありますよね。更に私は祖父母の家に帰省(合格の報告)もしに行ったので、結構な時間家を空けることになりました。
受かった後は、それまでの受験生活が一気に過去のものになるような感覚で日々をせわしなく過ごすことになります。東大生協では、3/10-15日の6日間と21,22日の2日間、駒場キャンパスで「入学準備説明会」を行っています。大学生活に必要な準備や手続き、今後のスケジュールが分かるだけでなく、東大の先輩スタッフに直接不安なことや分からないことを聞きに行けるめったにないチャンスです! 毎年、すぐ決めないといけない第二外国語や一人暮らしのことで相談に訪れる新入生やその保護者の方が特に多いですので、特に新生活のイメージがイマイチ良く分からない…という新入生の皆さん、是非入学準備説明会にお越しください!