こんにちは、H.S.です。
二次試験本当にあと少しというところまで来ました。
あと少し、最後の最後を踏ん張って欲しいと思います!
最後の最後まで勉強
自宅から受験できる人は前泊や移動に時間を遣わなくていいというメリットがあります。
この時期は化学反応式のまとめを全部暗記することに努めていました。本来この時期にやることではないのですが。
受験前は早寝早起きを重視して、20時に就寝、朝は4時に起きていました。当日の朝に最終確認がしたいというのと、起きてから少し時間が経っている方が集中できたからです。
平日の昼は同じ高校出身の浪人友達とファミリーレストランに行って過去問を解き漁っていました。直前期に勉強したことが試験で出題され、試験中は直前までやってよかったと思いました。
もちもの
受験票
絶対忘れないようにしましょう。どんな試験も受験票とお金と時間さえあればなんとかなります。と思っています。
筆記用具
普段は4Bの芯を使っています。折れやすいですが書くときの抵抗が少なく、たくさん書いても疲れにくいのでよく使っていました。今はiPadを使っています。国語に0.3mmの芯を使う方はこれも足りるかどうか、あらかじめ確認しておきましょう。
鉄壁
英語が一番苦手だったので、常日頃から肌身離さず持ち歩いていました。高かったけど付属CDも買うことで、本体を見ずともよくなり、リスニングのための耳慣らしにも使うことができました。
時計
試験室の時計は外されます。あと、デジタルの置き時計を持ってきた人がいましたが、試験官と結構もめていました。通信機能がないアナログ時計が安心です。
お弁当
おかんが作ってくれるいつもの味。たこ焼きと焼き鳥とパスタという冷凍食品のフルコース。本番だけはひとくちサイズのチョコレートが入っていました。
受験前
文系の試験会場は駒場キャンパスでしたが、理系は本郷キャンパスです。
受験会場は工学部地方だったので、弥生門と呼ばれる、赤門や正門とは正反対の場所にある入り口が一番近かったです。
去年も受けたから最寄り駅までの道のりがわかるというのが浪人生の特権。時間的に余裕を持って試験室に入室。部屋に入ったのは2番目でした。もし今回初めて受験するという方は前もってGoogle mapのストリートビューなどを活用して道を確認しておくと良いかと思います。
1日目
1日目に英語はないけど鉄壁と一緒に会場へ。暇な時間は鉄壁とにらめっこします。
1日目の数学の後は帰宅順整理で待ち時間があります。ここで数学の問題を思い返していると図示問題で境界含む含まないに言及し忘れたことに気付きます。
「あちゃーやらかしたなー」
と思いながら問題を見返していると問題を読み違えていたことが発覚しました。このとき絶対落ちたと思いました。1年間頑張ってきたのにこれだけで終わってしまうのか、と思うと悔しい気持ちになりました。
半ば放心状態で帰宅したので帰り道のことはあまりよく覚えていません。解答速報を見て、落ちたという予想は確信に変わります。親にはいうべきかと考え、1日目の感触を報告しました。
「ごめん、落ちた、、、」
「そうか。まあ明日一応受けてこい」
この後はすぐに寝ました。明日に備えるという意味もありましたが、精神的にかなり疲労していました。
問題は落ち着いて読みましょうね。問題設定を完全に取り違えて数十点落とすことになることに比べれば、解く時間が少し足りなくなって数点落とすのは軽いものです。
2日目
1日目の数学のミスを完全に引きずっていました。
「はやく帰りたい、、、」
試験中はずっとそんなことを考えていました。英語の試験が終わってからも、帰宅整理のための待ち時間はずっと放心状態で何も考えられませんでした。
この日は一緒に東大を受けた人と夕飯を食べました。「受験終わった〜」と、一緒に開放感に浸りました。早稲田大学先進理工学部の合格もこの場で知りました。
結果発表
3月10日。緊張には耐えられないので、朝4時に寝て、起きたら結果が出てる状態にしようと考えていました。おやすみなさい。
11時起床。そうですか。
Twitterを見ていると12時前に合格発表が始まったというツイートを見つけました。急いでサイトを見に行きましたが、自分の番号を見つけたときはとても安心しました。Twitterで合格報告をすると、浪人組の知り合いも合格していることが分かり、大学生活が楽しみになりました。
振り返ってみて
受けた直後は絶対落ちたと思っていました。模試の成績もあまり良くなかったのでただただ不安でした。
蓋を開けてみると合格で、1年やってきてよかったとそのとき思いました。
次は皆さんの番
ということで、次は皆さんの番です。
わたし自身、東京大学ではいろいろな出会いに恵まれ、大きく成長することができていると実感しています。みなさんもこの試験に打ち勝って栄光を掴んでください!
みなさんがこれまでしてきた努力が実ることを心より願っています!それでは、入学準備説明会のときにお会いできるときをお待ちしております。