冬の寒さが一層厳しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは。
東京大学理科二類2年のR.K.です。
共通テストまでとうとう残り1ヶ月を切り、ラストスパートの時期に差し掛かってまいりました。
東大は共通テストの配分が小さいとはいえ、やはり良いスタートは切っておきたいもの。
そして本番で力を出し切るためには、コンディションを整えることが大切だと思います。
そこで今回は、僕が受験期に実際にしていた体調管理についてお届けします。
これが絶対、というわけではありませんが、ぜひ参考にしてみてください!
焦りは禁物!休養はしっかりと
試験が近づいてきて、実践的な練習を積むにつれて、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、と自分に足りないものが見えてくるでしょう。
そして、そのままついつい「あと少し……」とか、「ここは削らなきゃ……」という気持ちが芽生えてきて、睡眠や食事を削りたくなってきます。
しかし、どんなに気持ちが焦っていたとしても、休養はしっかりとりましょう。
睡眠を削ったり、食事を最低限にしたりすることはお勧めしません。
睡眠は、適切な時間に、適切な集中力を保てるようにリズムを整えましょう。
必要な睡眠時間は人によって異なるので何時間以上、と明言することは避けますが、私の場合12月以降は11時睡眠・6時30分起床を心がけていました。
勉強が捗るからと言って、カフェインなどの摂りすぎにも注意しましょう。
食事も、おにぎりや片手で食べられる栄養調整食品に頼りたくなりますが、ちゃんとお箸やスプーンを使って、誰かと話したり外を眺めたりしながら食べることをお勧めします。
いつも通りを心がけることで、気持ちが落ち着いたり、頭を休めたり、思考を整理することにつながると思います。
こまめに感染症対策を!
1月は受験シーズンであるとともに、風邪やインフルエンザの蔓延するシーズンでもあります。
感染症は受験の大敵。
熱や咳、鼻水が出ている状況で全力を出し切るのは難しい上に、周りの受験生にも不愉快な思いをさせることになります。
感染症予防にまず効果的なのは手洗いうがいマスク。
手洗いうがいはいうまでもありませんが、マスクも予防効果があります。
マスクは喉の潤いを保ち免疫力を維持してくれるし、自分が保菌者となった時に周囲に感染を拡大させないことにも繋がります。
肌がかぶれない人は、アルコール消毒もしましょう。
人混みを避けることも重要です。
神様に祈っておきたい気持ちもわかりますが、初詣は元旦を避けるのがおすすめです。
上記の他に個人的にやっていたこととしては、乳酸菌飲料を毎日摂取していました。
腸内細菌の環境を整えることが、免疫力の改善やストレスの緩和に繋がるという話を耳にしたからです。
乳酸菌シロタ株のおかげか(?)、私は受験期に感染症と無縁でした。
1人で戦わず、みんなで乗り切ろう
受験直前になると、どうしても周りとの差や順位が目についてしまうもの。
しかし、周りを過度にライバル視して互いに精神的に疲弊してしまうのは誰の得にもなりません。
精神的なストレスは、集中力にも体調にも悪影響です。
あなたの周りにいる人が1人落ちても落ちなくても、おそらくあなたの合否は変わりません。
あなたの志望校の合格最低点は、必ず1人しかいないのですから。
友人とはたわいのない話をしたり、一緒に単語帳を眺めたりすることで、一緒に支え合っていきましょう。
1人で抱え込むと、思考は悪い方へ傾いていきます。
友人や家族と励ましあったり、笑い合ったりして乗り切りましょう。
おわりに
ここまで、共通テスト直前の体調管理についてお話ししてきました。
実際のところ、試験を万全の体調で受けることは難しいでしょう。
僕は当日、極度の緊張で受験会場でも腹痛と下痢をしていました。
何をしたとしても、あなたの実力以上の点数が出ることはありません。
実力が十分に発揮できるよう心と体の調子をしっかりと整えて、悔いのない戦いができることを祈っています。
受験期の親御さんのサポートについて書かれたこちらの記事も参考になるかと思います。 親子ともにピリピリしがちな時期だと思うので、ぜひお読みください!
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