こんにちは。文科一類1年のK.S.です。
ちょうど昨日、一般選抜第1段階選抜合格者発表及び学校推薦型選抜最終合格者発表がなされましたね。各予備校より大学入学共通テストが難化したとの分析が発表されており、満足な点数が取れなかった方も多いと思います。結果を見て一安心した方も多いのではないでしょうか。
さて、今回のブログはそんな皆さんそれぞれに向けたアドバイスと応援メッセージをお送りしたいと思います!
学校推薦型選抜合格者の方へ
まずは合格、おめでとうございます!!高校時代積み重ねた努力と成果、そして入試に向けた数多くの準備が実を結び、素晴らしい結果を手に入れたと思います。周囲が受験勉強に励む中で学校推薦型選抜の準備を進めることは多くの不安と困難があったことでしょう。存分に自分を褒めてあげてくださいね。
そして、今週末の19日、20日には「推薦合格者向け入学準備説明会」が行われます。ぜひご参加ください。
そして、一休みしたら今後は大学入学後に向け、準備を進めましょう。東大では第二外国語(独・仏・伊・西・露・中・韓から選択)が必修となります。自分が学びたい言語の予習を進めるのも良いでしょう。また、多くの方は既に大学入学後にやりたいことのビジョンが定まっているでしょうから、それに向けた準備を進めるのも良いでしょう。入学までの1ヶ月強を有効に活用してください。
第1段階選抜合格者の方へ
まずは第1段階選抜突破、おめでとうございます!ただ、多くの方は既にもう二次試験に目を向けていることでしょう。二次試験まで、残り約1週間となりましたね。以下では、残り1週間何をしたら良いか、アドバイスと、そして私からの応援メッセージを贈りますね。
この時期にやるべきことについては様々な考えがありますが、私個人としてはこれまでやってきたものの復習に重点を置いて勉強することをお勧めします。この時期に焦って新しい問題などに手を出しても中々身につかないものです。それよりは、これまでやってきた問題集や過去問などに再度取り組み、既にある程度身についているであろう知識や思考法を盤石なものにしましょう。また、各教科における、時間配分などの戦略も確認しておきましょう。
私自身もこの時期、これまでやった問題の復習に精を出していました。地理歴史に至っては、教科書にまで立ち返っていましたね。難しい問題ばかりやっていると、意外と基礎があやふやになっていることもあります。自分を過信せず、一度基礎に立ち返ってみましょう。ちなみに、僕は日本史の教科書を小説のように「読書」していました。東大入試で問われる時代の流れを理解するのに役立ちますので、お勧めしておきますね。
また、身体面、精神面、双方の体調管理にも十分気をつけましょう。無理して風邪でも引いたら本末転倒ですので、直前期の今無理しすぎは禁物です。精神面でも、過去の冠模試や共通テストの結果は頭から追いやり、目先の二次試験に集中するよう心がけてください。参考までに、私は11月の冠模試から100点程度本番では上がったので、冠模試の点数だけを過度に気にする必要はありませんよ。
最後に、「他人は他人、自分は自分」です。他人は自分のコントロール下にない以上、気にしても仕方ありません。自分のことだけを考えましょう。
入試当日、どうしても不安になったらこれまでの日々を思い出してください。支えてくれた家族、友人、先生、多くの人があなたの背中を押してくれています。そして何より、成績の伸び悩みに泣き、失望し、それでも立ち上がってきた自分がいます。限界まで努力しないと失望は生まれません。それだけ努力した自分を信じましょう!
学校推薦型選抜から一般入試へ再チャレンジする人へ
今恐らく一番辛い思いをしているのはこの方々なのではないでしょうか。自分の努力を否定された気分になっている人もいるでしょうし、推薦準備で勉強時間が削られてたことに不安を覚えている人も多いことでしょう。気持ちは非常によく分かります。何を隠そう、私自身も学校推薦型選抜不合格となり、一般入試でいわば逆転合格した人間だからです。
しかし、まず言いたいのは東大が皆さんの努力を否定したわけではないし、推薦へ向けた準備は決して無駄ではないということです。単純に今回は合格者の方の方が評価が高かったというだけで、それ以下でもそれ以上でもありません。今後の努力次第では、もしかしたら皆さんの方が東大が求める学生像により合致した学生になるかもしれません。更には、皆さんが持っている様々な分野への強い関心と深い思考は、入学後の学修で非常に役立ちます。これは私自身の経験から、私が保証します。
だからこそ、今は学校推薦型選抜のことは忘れ、無理にでも一般入試へ気持ちを切り替えましょう!勉強も、皆さんが思っている以上に差は開いていないものです。それに、先ほど述べた通り、他人は他人です。今自分ができることを、着実にやっていけば必ず合格は掴み取れます。上記のアドバイスも参照しつつ、あと1週間、立て直して頑張っていきましょう!
最後に
今はそれぞれの人が、それぞれの立場で、様々な感情を抱いている時期だと思います。でも、1つだけ確かなことは、皆さんのことを応援してくれている人が皆さんの後ろにはたくさんいるということです。そして、それは私たち新入生サポートスタッフも同じです。
写真は今年度の東京大学入学式の様子です。少し気が早いかもしれませんが、約2ヶ月後、皆さんがこの式に晴れやかな笑顔で参加されていることを心から願っています。
ベストを尽くして、頑張ってきてください!心から皆さんのことを応援しています!!