2022-02 東大で半年間過ごして

2021年8月25日水曜日

大学の学問 東大生の生活

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おはようございます!こんにちは!もしくは、こんばんは!理科一類のH.S.です。コロナ禍で行動が制限される中で大学生活も思い描いていたようにはいきませんが、それでも大学に入学して良かった!というお話をしたいと思います!モチベーションをガンガン上げちゃってください!


皆さん気になる勉強面

なんと、大学に入学しても勉強は続きます。え〜嫌だ〜と思う方もいるでしょう。しかし、そんな方々に朗報です!大学の授業は高校時代とは違ったものになります!(課題は大変ですが……)


授業についての詳しい情報は2021024の記事にあるので、今回は1つだけ授業を紹介しようと思います!


初年次ゼミナール

この授業では、いくつか指定された講義の中から一つを選んで、その講義を半年間受けます。私が選んだ講義は、建築の物質性・時間制の魅力を言語化する、というものでした。なんとも難しそうな内容ですが、これがとても面白かったのです。


講義は三段階に分けられており、それぞれの段階で3人程のグループで作業し、発表するというものでした。


【まず、駒場キャンパス】

東京大学の歴史について学び、駒場キャンパスの中でここに物質的・時間的魅力を感じる!という部分をグループごとに決定し、プレゼンまでもっていきました。


私たちのグループはキャンパス内でこんなに必要か?と思うほど建物を撮り、材質から建てられた時代区分ができることに気づいたため、キャンパス内の建物がどの区画に、どの時代に建てられたのかということを理由の考察を交えて調べ、発表しました。


ちなみに、建物を撮りすぎてしまったのは、撮っているうちにこの建物のここも撮りたい!と、建物を撮るのにハマってしまったからです。




【次に、都市空間】

今度は駒場キャンパスを飛び出し、都市空間に目を広げました。どの都市にするかは各グループで決められたので、私たちはグループのメンバーが気軽に行けるところということで渋谷について調べました。(憧れの渋谷です!)


「時間性」について調べよう!とは決めたものの難しい、ということで、逆に時間が経っても変わらない公園や坂を中心に調べてみました。


ここは変わったけどそこは変わらないのか!とさまざまな発見ができたのはもちろん良かったのですが、資料収集のために渋谷区の中央図書館(なんと原宿)に行ったり、雨の中で渋谷の街(厳密には建物)を撮ったりなど、高校時代とは違う経験ができたことが印象に残っています。




【そして、再び駒場キャンパスへ】

最後に駒場キャンパスの物質性を高めよう!ということで駒場キャンパスについて再び考えました。どうやったら物質性を高められるかな〜と意見を出し合ううちに私たちがたどり着いたものが街灯でした。


相談しながら頭を悩ませて課題に取り組み、また、他のグループが出した案を聞いてこんな視点があったか!と驚嘆することはとても良い経験でした。




さて、この授業紹介を通して伝えたかったことは、大学では好きな分野の答えがない課題に、(時には複数人で)取り組むことができる、ということです。


大学でも物理や数学など高校の延長のような授業はあります。そして、私はそれらの授業が苦手です(得意な方が羨ましい……)。一方で、高校では味わえない授業もたくさんあるのです。これがとても楽しい。また、読んでいてお気づきの方もいるとは思いますが、コロナ禍でも今年はキャンパスに行くことができています。面白い授業も目白押しです。キャンパスという新たな環境で、新たな勉学に対峙しましょう!


さて、生活面は?

私は双子の兄と二人暮らしという特殊な生活体系ですが、朝食・夕食は自炊、平日の昼食は生協の食堂という食生活を送っています。バイトはこのブログを運営している「新入生サポートスタッフ」のみです。気になった方はぜひ前回のブログを読んでみてください。前回のブログで紹介された新入生サポートスタッフのみです。


コロナ禍での入学だったため、友達できるかな……と思いながら入学したのですが、第二外国語ごとに分けられたクラスでオリエンテーションが開かれたり、サークル・部活がオンライン説明会を開いたりしていたので、なんとか友達を獲得できました。授業でのグループワークも一役買ってくれましたね。


私は2つのサークルに入っており、いわゆる兼サーをしている状況です。大学生っぽいと思っています。簡単にご紹介します。さて、今回はそんなサークルのお話です。


弓道サークル ゆみの会

経験者・未経験者誰でも歓迎のインカレです。インカレとは、他大学の生徒も入ることができるサークルですね。


コロナ禍のため、夜の練習なし、人数制限あり、ですが、先輩・後輩の関係も良好で、思った以上に練習もできています。夜の練習の代わりにオンライン交流会も開かれたので、経験者・未経験者ともに仲良くなれました。東大だけではなく他の大学にも友人ができるというのは良いものですね。


FairWind 「地方高校生に、追い風を」

難関大学(特に東大)に進学する生徒のなかで地方高校生の占める割合が少ない現状をどうにかしたい!という思いのもと、地方の高校に東大のことから勉強法に至るでさまざまなことをプレゼン、パネルディスカッション、ワークショップ通して伝えます。本来ならば高校生が東大に来る、または、大学生が高校に行く、という形で行うのですが、コロナ禍でオンラインという形がとられています。


オンラインではありますが、大学生の友人・知人ができることに加えて、プレゼンなどの技術が身につき、なにより、たくさんの高校生の一助になっていると感じられます。



東大には数え切れないほどたくさんのサークル・部活があるのでぜひ調べてみてください!

また、サークル・部活以外にも新たな生活環境に身を置き、新しいことにチャレンジすることができるようになり、生活面の変化も大きいです!私は今でもワクワクが止まりません!


締めとなります

長々と書きましたが、コロナ禍でも大学生活は楽しいです!困った時には生協や共済のサポートもあるので安心です!まずは大学生活を目標に受験期を駆け抜けてください!




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