2024-10 受験の流れ〜理系男子の受験体験記〜

2023年11月15日水曜日

共通テスト 受験勉強 二次試験

t f B! P L

こんにちは!理科一類1年のK.Iです。

夜の冷え込みも強まってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

受験生の皆さんにとっては、いよいよ受験の到来を感じる時期ですね。


共通テストまであと2ヶ月を切った今、ぜひ受験生の皆さんに受験のイメージを掴んでいただきたいと思います。

そこで今回は、現役、浪人と2回受験した私の体験談をお話しします。


11月は苦しい時期

11月は、模試の結果が気になってくるころですね。

結果の良し悪しは人それぞれかと思います。

私の場合は現役時代、大手予備校の模試の結果が軒並み悪く、苦しい日々を送っていました。

今同じような状況にいる方もいらっしゃるでしょう。


なかなかこの時期に自分の満足のいく結果を得ることは難しいものです。

あまり気負わず、これからの勉強のモチベーションにすると良いと思います!


逆にいい結果が得られた方は、自信を持って、しかし慢心せずしっかり復習をしておきましょう。

共通テストに向けて

共通テストの勉強の仕方

最初にも書きましたが、共通テストが迫ってきていますね。

もうすでに二次試験の勉強から共通テストの勉強に移っている方もいらっしゃると思います。


私は、現役時代、浪人時代どちらも、(定期的に復習していた世界史を除いて)12月に入ったと同時に共通テストを軸にした勉強に切り替えました。


しかし、共通テストの勉強と二次試験の勉強の時間配分は、現浪で異なりました


現役時代は9割以上の時間を、共通テストの問題を解く時間に充てていました。


しかし浪人時代は、半分程度の時間しか共通テストの勉強に充てていませんでした。


この浪人時代の時間配分は、二次試験の感覚を忘れないためでしたが、二次試験への不安を抱えたまま共通テストの勉強をしていた、現役時代の反省を生かしたものでもありました。

共通テスト本番

共通テスト本番を振り返ってみます。

当日は、会場全体が張り詰めた空気で、その中で2日間という長丁場を乗り切る必要があります。


特に印象的だったのは、現役時代(令和4年度)の数学Ⅰ・ Aの試験です。


これは、平均点37.96点(受験者数・平均点の推移|大学入試センター)という、多くの人が苦戦を強いられた厳しい試験でした。


しかし、受ける側であったその時の私には、そんなことわかるはずがありません。


「やばい、間に合わない!」


試験中、そう心の中で叫んでいました。


しかし、試験が終わった後、周りの様子を窺ってみても、焦りの表情を見せている人は見当たりませんでした。


みな簡単に解いてしまったのだろうかと、私の焦燥感は募る一方でした。


これは本番の怖いところだとつくづく思います。

本番は、本当に何が起こるかわかりませんし、周りに頼る人もいません。


とにかく自分を信じるしかないのです。


ぜひ受験生の皆さんは、何が起きても動じないメンタルを持って受験に臨んでください。


二次試験に向けて

二次試験の勉強の仕方

共通テストが終わると、国公立大学に出願し、二次試験の勉強を詰めていきますが、共通テストの結果が気になってしまう人もいると思います。


しかし、結果は結果です。


出願を済ませたら、いかにして二次試験の点数を上げていくかを考えましょう。

と、偉そうにいっていますが、浪人時代の私も二次試験への切り替えがなかなかできなかった一人でした。


というのも、共通テストを乗り越えたことで、勉強へのモチベーションがプツンと切れてしまったのです。


そんな時、支えとなり力を与えてくれたのは、小学校からの親友でした。


彼は、親身になって私の話を聞き、力強い応援の言葉を掛けてくれました。

苦しかった私の状況も相まって、涙が出るほど嬉しかったのをよく覚えています。


辛い時は、信頼できる人に話してみてください。

きっと背中を押してくれるはずです。


そしてこの冬は、新型コロナウイルス季節性インフルエンザの同時流行が懸念されているので、体調管理には万全な対策をしておきましょう。


二次試験本番

いよいよ二次試験本番ですが、現役時代も浪人時代も、私はとにかくいつも通りを心がけました。

周りには溢れ出る個性を抑え切れない人が少なくありませんが、無視です。

昼休憩の時間は外が賑わいますが、近くに知り合いもいなかったので、無視です。


とにかく自分のことだけを考えていました。


いつも通り復習し、いつも通り単語の確認をして本番を迎えました。


そうすると幸い、いつも通りの手応えを得ることができました。


本番だけうまくいくという都合のいいことは起きない、と考えておいた方がいいでしょう。


初日の試験後は、数学が解けなかった悔しさをぐっと堪え、二日目に向けた復習を少しして早めに就寝しました。

二日目の試験後は、問題の振り返りはしませんでした。

終わりに

以上、私の受験の体験談をお話ししましたが、この記事が少しでも受験生の皆さんの力になると嬉しいです。


なお共通テスト後の過ごし方についての過去の記事もございますので、こちらもぜひ併せてご覧ください。

2023-19 共通テストから二次試験までをどう過ごしたか


皆さんの今の頑張りが、試験終了後の大きな達成感と解放感につながることでしょう。


健闘をお祈りしています!


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