皆さんこんにちは!文科二類一年、4月から二年のY.H.です。 今日は東大生の普段の学修の仕方とテスト勉強について書いていきたいと思います。 東大生の普段の学修スタイルを知って、皆さんが春からの新生活をイメージする手助けになれれば幸いです。
普段の授業
普段の授業では、授業資料は学務システムを通してPDFとして配布されることが多いです。 そのため配布された資料をあらかじめiPadに取り込んでから授業を受けます。
学務システムは授業資料がアップロードされているだけでなく、小テストの回答をしたり、課題を提出したりするのにも使われています。 他にも休講情報が掲示されていることもあるのでこまめにチェックするのが大事なのですが、私はたまに休講情報を見落として誰もいない教室に行ってしまうことがあります笑。
授業中のノートテイクも最近はiPadで取る人が多いです。 皆さんの中では今は紙でノートを取っている人が多いでしょうし、私も高校までは紙でノートを取っていましたが、一度iPadでノートを取り始めるとかさばらなくて便利なのでもう紙でノートを取る気にはなれません笑。
iPadでノートを取る人でもノートの取り方は人それぞれです。 私はスライドが配布されている授業ではノートを取るというよりもiPadに取り込んだスライドに重要なことをメモする、というスタイルですが、スライドとは別にノートアプリを使ってノートを取る、という人もいます。
語学の授業
東大では皆さんが中学高校で学んできた英語に加えて、第二外国語までが必修になります。 ただでさえ英語が苦手!という人にとってはなかなか大変そうに感じますよね。 私も英語が苦手なので新学期が始まる時はそう思いました。
その大変な語学の授業がある時はiPadに入っている辞書か電子辞書をよく使います、というよりも特に第二外国語の授業は知らない単語だらけなので、私の場合辞書なしだとついていけません笑。 語学の授業は高校までと同じでわからない語句はすぐに調べるというのが大事ですね!
テスト勉強
次は東大生のテスト期間の過ごし方を紹介します。 中学高校と定期試験で苦しめられてきた人は多いでしょう。 ですが、残念ながらテスト期間に苦しむのは学生の定め、大学でも定期試験の勉強はもちろんあります。
東大の定期試験は数が多く、テストで成績を決める授業を多く取ると10個近くのテストの勉強をしないといけなくなることもあり得ます。 自分一人でそんなに多くのテスト勉強をこなすのは大変ですよね。 ですから、東大ではクラス内で試験勉強を協力して行うために「シケタイ」という制度が存在しています。
各教科ごとにシケタイを設け、シケタイの人は「シケプリ」と呼ばれる授業の要点をまとめたプリントを自分で作ったり先輩からもらったりします。 そしてそれを同じ授業をとっている人と共有するなどしてクラスメイトのテスト勉強をサポートします。
他にも、学生自治会で定期試験の過去問を写すなどしてテスト勉強に活用しています。 シケタイの文化はおそらく高校にはない東大独自のものなので入学当初は新鮮に感じました。
ただ、やっぱり試験対策をするには日頃から授業にしっかり出席してノートを取ることが大切! 自分のノートやメモをとった授業スライドを見直すのが一番のテスト対策です! なので皆さんも大学の授業は出席だけする、なんてことにならないようにしましょう!
シケプリってどんなもの?と気になった方はこちらもご覧ください!
レポート
大学では成績を定期試験ではなくレポートで評価するものもあります。
期末テストの時期はテスト勉強だけでなくレポートも書かないといけないため、時間が足りなくなりがちです。
レポートを書くときにはパソコンでWordなどのソフトを駆使して書きます。
レポートを書くときや、テスト勉強をするときは学校の図書館を使います。図書館で参考文献を探したり、東大の契約しているデータベースから資料や参考文献を探してレポートを書きます。
高校ではレポートを書く機会があまりなかったので、私は書くのに慣れるまで時間がかかりました。
ただ、東大の授業にはレポートや小論文の書き方について学べる授業があるので、新入生の皆さんもすぐにレポートを書けるようになります。
そこは安心してください!
最後に
ここまで東大生の普段の学修の様子を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
大学生活をイメージする手助けになったのなら幸いです。受験生の皆さんはこれから大変な時期だと思いますが、まずは今週末の共通テスト、そしてラストの2ヶ月間頑張ってください!
お知らせ
東大生協は東大を志望する保護者・受験生の皆様をこれからも応援してまいります。
解消したい不安がある時は、まず受験生・新入生応援サイト2023を訪れてみてください。
次回は【1/18】共通テストから二次試験までをどう過ごしたかについてお届けします!