こんにちは!理科一類1年のK.Y.です。
いよいよ本格的に寒くなってきましたね。 受験生の皆さんは特にこれからの時期、体調管理にはお気をつけください。
さて、今回僕がするのは、「秋模試」についてのお話。
この時期は、大手予備校で実施された冠模試の結果が続々と返ってくる頃だと思います。
僕自身も昨年経験したのですが、AからDで表された判定によって、あんなに心が乱されることってなかなかないですよね。
こんな書き方をしているのでもう察した方もいるかと思いますが、僕自身は秋模試でやられた人間なんです。
ここでは、僕の秋模試のいわゆる失敗談と、それをどう乗り越えたかについて話していきます。
ちょっとセンシティブな話題なので、あくまで参考程度に聞いてもらえればいいかなと思います。
僕の秋模試の結果は…
皆さんの想像がつきやすいように、実際僕がもらった判定も晒していこうと思います。
順を追って話していきますね。
まず、夏模試について。
はっきり言うと、ここまでは僕の受験生ライフは順調だったんです。
高校でも割と真面目に勉強していましたし、実際にA判定2つとB判定1つという結果をもらって、このまま順当に行けば東大の夢も叶うかもしれないと期待を膨らませていました。
しかし、秋模試で波乱の展開を迎えます。
この時も夏と同じく3つの冠模試を受けていたのですが、最初に返ってきた結果が「C」判定でした。
その時は、まあこんなこともあるか、とそこまで落ち込んでいなかったのですが、その後返ってきた2つの模試も、「C」判定が続いたんです…
あまり得意でなかった数学に関しては、何と20点台を取ってしまったものもありました。
こんな時、同じ大学を目指している周りの友人が良い判定をもらったという噂はいやでも耳に入ってきます。
そういう話を聞けば聞くほど劣等感で押しつぶされそうでした。
さらに、この時何よりもショックだったのは、夏から秋にかけての学力の低下を目に見える形で突きつけられたことです。
そうは言っても、自分の中では夏模試の後に気を抜いたり油断したりしたつもりはなく、それまで通りに勉強を続けていたので、正直どうしていいかわからなくなり、かなり落ち込みました。
秋模試からの立ち直り方
こんな感じで路頭に迷っていた僕ですが、それでも試験本番の日は刻一刻と迫り来るわけで、何とかして立ち直らなければなりません。
数日間は家に帰って模試結果とにらめっこをしてかなりの時間を無駄にしていましたが、これではまずいと思い、まずは学校の先生や家族に相談をしました。
模試の結果は、大学入試という人生の分岐点に直結するものですし、一人で抱え込むには重すぎるので、頼れる人に相談できたのは本当によかったと思います。
このとき先生が、自分自身が過去に受けた模試について話して励ましてくださったのがとても印象に残っています。
その後、僕はある結論に至りました。
それは、
「落ち込んでいる暇があったら勉強した方がいい」
ということです。
これこそ、今回僕がこのブログでいちばん伝えたかったことです。
受験勉強は精神力が重要ともよく言われますが、まさにその通りで、いかに早く気持ちを切りかえて前に進めるかが鍵になると思います。
当時の僕は、この言葉を何度も自分自身に言い聞かせていました。
そして、判定が悪かったのはやはり努力が足りなかったからだと受けとめ、この時期からさらにギアを一段階あげるイメージで勉強に打ち込みました。
自信を取り戻す勉強法
試験本番にはやはり自信を持って臨みたいですよね。
秋模試でそれまでの自信を見事に砕かれた僕でしたが、何とかして本番までにはある程度の自信を取り戻していました。
僕がやったことの例を1つだけ紹介したいと思います。
それはズバリ、東大の数学の過去問を大量に解いたことです。
これは秋模試後の12月あたりから始めたことなのですが、最近のものからどんどん遡っていって、1980年までの40年分の数学の問題を解きました。
元日の早朝に解いた1995年の過去問が、添削でかなりの高得点をもらえて嬉しかったのは、今でも記憶に残っています。
僕の場合だと、数学の過去問を40年分も解いている人はそうそういないだろうという気持ちが、本番での自信に繋がりました。
実際に、試験の日も40年分の過去問と自分の答案をまとめたファイルを持っていってお守りにしていました。(すごく重かったです笑)
このように、他の人がやらないことをやってみるというのも、自信をつけるという点ではおすすめできると思います。
ただ、その選択は慎重に行ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
僕の失敗談を読んで、自分も頑張ってみようと思ってくれる人がいたら嬉しいです。
この時期は受験生にとって本当に辛い時期だと思います。
どうか強い精神力を持って、この山場を乗り越えてください!
どうしてもモチベが上がらない時は、9月に生協で実施した受験生向け説明会「東大を受験する前に知っておきたいこと4選」の動画などをみてみると、実際の大学生活のイメージがわくかもしれません。
来年3月の生協手続日に、笑顔の皆さんとお会いできることを心待ちにしています。