自動車学校体験記
こんにちは!東大経済学部のM.K.です。
みなさん、大学生になったら自動車の運転免許をとりたいと思っている人も多いのではないでしょうか。自動車が運転できるようになったら友達とドライブに行ったり、あるいは家族を乗せて出かけたり、大学生っぽいですよね。
そこで今回のブログでは、私の自動車学校体験記を綴りたいと思います。あ〜こんなことするんだな〜、という感じで読んでいってください。
自動車免許の種類
自動車の運転免許は、さまざまな自動車の種類に対応して分かれています。
まずは運転できる自動車の大きさによって普通免許・中型免許・大型免許などがあるのですが、基本的に最初はみなさん普通免許をとることになると思います。
その普通免許の中にも、AT車(オートマチック車)限定の免許と、MT車(マニュアル車)の免許があります。MT車の免許をとるとAT車も運転できるようになりますが、MT免許の方がとるのが難しいです。今はAT車の方が主流なのでAT限定をとる人の方が多く、私もそうしました。お家で持っている車種とかも関係しますので、免許をとる前にしっかり調べて考えてくださいね!
自動車免許はどうすればとれるの?
自動車の運転免許をとる方法は大きく分けて2つあります。
一つは各地にある自動車学校(教習所)に通う方法。これを通称「通学免許」と言います。もう一つは、少し遠方(田舎が多いですね)に行って合宿形式で短期間に集中して教習を受ける方法。これを通称「合宿免許」と言います。
同じ種類の免許なら、どちらの方法でとっても習う内容は同じです。かかるお金は意外なことに合宿免許の方が安いんです。一般的に免許取得にかかる期間はAT免許で最短14日、MT車で最短16日と言われています。合宿免許はこの最短に近いスケジュールが組まれていることが多いです。通学免許でもスケジュールの組み方を詰めれば、合宿免許と同じぐらいの期間でとれますよ。
合宿免許は夏休み・春休みを使って行く人が多いですね。友だちと一緒に行けば本当に部活動の合宿気分で自動車免許をとれるそうです。一方の通学免許は大学がある期間でも、授業がない時間や土日を使ってマイペースにとれます。私は通学免許で、地元のさいたま市にある教習所に通いました。マイペースすぎて、しかも間に短期留学を挟み、なんと7ヶ月かかりました(笑)。
どちらの方法の場合も、手続きは自動車学校で直接申し込むか、生協のトラベルセンターを通して申し込むことが多いです。特に合宿免許は大学内にある生協から申し込むのが手軽ですね。
自動車学校ではどんなことをするの?
自動車学校で習うことは大きく「学科」と「技能」に分かれます。それぞれに教科書があり、授業も別々です。学科では自動車の特徴や交通ルールについて学びます。交通ルールなんて小学生の時から教わってるよ、と思うかもしれませんが、覚える数字などが細かいので東大生でも意外と苦戦するんですよ(笑)。技能では実際に自動車を運転します。基本的な操作から、交通ルールに従った運転方法まで学びます。
また自動車免許のカリキュラムは第一段階と第二段階に分かれています。第一段階の最後に修了検定があり、合格すると第二段階に進めます。段階によって学科も技能も習うことが異なります。特に技能は第一段階だと教習所内のコースを使うのですが、第二段階では公道に出ます。一般車に混じって、歩行者や自転車もいる中なので、めちゃくちゃ緊張します!
↑私の技能教本。先生が私の運転を見て書き込んでくださった、唯一無二のものです(キラッ)
ぶっちゃけ!自動車免許をとるときのポイント
最後に私から、自動車免許をとるときの大切なポイントをいくつかご紹介したいと思います。
まず大学のどの時期に自動車免許をとるか計画を立てましょう。合宿免許でとるなら長期休暇が絶対にいいですね。通学免許も長期休暇がとりやすいと思いますが、大学の授業がある期間も使えるのがメリットです。とはいえ間隔が空いてしまうと感覚が鈍ってしまう恐れがありますし、自動車学校の教習期限は9ヶ月と決まっているので、授業が忙しい時期は避けた方がいいでしょう。
東大の場合だと1年生は授業が忙しく、また2年生のAセメスター(10月〜1月)以降は学部に分かれて専門科目の授業や研究をすることになります。ですから長期休暇以外で通学免許をとるなら2年生のSセメスター(4月〜7月)がオススメです。
また自動車学校を卒業したあと、免許センターで最終学科試験に合格することで免許証をもらえるのですが、私は卒業したあと忙しい時期になってしまい「ちょっと後でいいや」と思っていました。ところが自動車学校で学科の授業を受けた時から日が経つと、けっこう忘れてしまうんですよね(笑)。結局、私は次の長期休暇にしっかり復習してから最終学科試験に臨んだのですが、絶対に卒業後すぐに受けてしまった方が効率がいいです!
さてここまで自動車学校のこと、少しイメージできたでしょうか?種類や時期をしっかり考えて決めて、あとは前向きに怖がらずにチャレンジしてください!